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当院ではレビトラジェネリック・バイアグラジェネリックが推奨薬です
ED(勃起不全・イーディー)
ED治療(勃起不全治療)とは
ED(Erectile Dysfunction)は勃起機能の低下のことです。EDの定義は、「性行為時に十分な勃起が得られない、または維持できない状態」とされています。日本では「勃起不全」と呼ばれています。また以前は「インポテンツ」「インポ」と呼ばれていました。
EDは勃起が起こらない状態だと思っている方がいますが、勃起が起こらない状態だけでなく、硬さが十分に得られなかったり、射精するまで維持できない状態(中折れ)もEDの症状です。重要なのは「満足な性行為」が行えるかどうかです。
EDの症状は下記などが挙げられます。
- 勃起しても硬さが足りない
- 性行為中に柔らかくなってしまう
- 性欲はあるが、興奮しても勃起しない
- たまに勃起しないことがある
- 勃起しても持続しない
EDは進行性の病気で早めの治療が重要です
EDは進行性の病気なため、EDかもしれないと悩まれた時は、症状が重くなる前に早めの治療をすることが大切です。放置していると徐々に悪化し、重度になるとバイアグラを服用してもEDが改善しない場合も考えられます。
ED治療の基本は、ED治療薬を服用することです。ED治療薬の服用はEDの改善だけでなく良い影響を及ぼすことが知られています。また適切な用量を服用しないとEDは進行してしまいますので、適切な用量で服用しましょう。
EDの有病率、世代別有病率
日本人の20歳代のEDのほとんどは心因性によるEDです。日本人のEDの有病率は加齢とともに増加し、40歳前半で20%を超えます。50歳代後半で40%を超え、65歳以上では60%を超えます。70歳代では70%以上にも達します。これは、加齢とともに器質性EDの方が増加していくようになるためです。
EDの有病率(世代別)
年齢 | 有病率 |
---|---|
40代 | 20%以上 |
50代 | 40%~50% |
60代 | 60% |
70代 | 70%以上 |
EDの原因
まず、勃起のメカニズムは視覚や触覚などから性的刺激があった場合に、脳へとその信号が送られます。すると脳から神経を伝達し、陰茎海綿体への血管を拡張し血液が送られることにより、陰茎が膨張し、硬くなります。これが勃起です。
EDの症状がみられるよう原因として、精神的・心理的な理由や生活習慣病、糖尿病、高血圧、脂質異常症などが関係しており、これらにより脳からの伝達が悪くなることや、動脈硬化などによる血流の悪化により海綿体へ十分な血液が送られないことが原因として考えられます。
①動脈硬化
動脈硬化はEDの主な原因のひとつです。陰茎の動脈は他の血管に比べて細く、動脈硬化の影響を受けやすくなっています。
②加齢
加齢でEDになる割合は高くなりますが、これは加齢による動脈硬化によるものだけではなく、加齢によって糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患う人が多くなることも原因のひとつです。
③生活習慣病
最も原因として多いのが、肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病です。
④神経系障害
脳出血、脳腫瘍、脳外傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などはEDの原因です。
⑤外傷や手術
前立腺癌、膀胱癌、直腸癌などの手術で、その周囲になる血管や神経を損傷してしまいEDになることがあります。交通事故などによる脊髄損傷もEDの原因です。
⑥心理的要因
不安、ストレスなど精神的な問題でEDになってしまうこともあります。若い方でEDになる方の多くは、心理的要因に該当します。
ED治療薬の作用
ED治療薬はバイアグラやレビトラなどすべてPDE-5阻害薬に分類されます。通常、勃起の際には、体内にあるサイクリックGMP(cGMP)が働き、陰茎の血流が良くなり、勃起が起こります。そして射精をすると、PDE-5という酵素がcGMPを分解し、血管を再び収縮させ、海綿体の血液を体内に戻すことにより、元通りの状態になります。
このPDE-5が体内で活発になり過ぎると、cGMPが勃起をしようと働く前にPDE-5がcGMPを分解してしまい、勃起が起こらなくなります。
ED治療薬(PDE-5阻害薬)は、名前の通りPDE-5を阻害し、cGMPの濃度を上昇させ、勃起を促す作用があります。
ED治療薬の比較
ED治療薬には5種類があり、効果時間や服用方法に違いがあります。また、2020年以降、全てのED治療薬で同一成分のジェネリック医薬品が発売されています。
ED治療薬比較表
タイプ | 即効型 | 即効型 | 超即効型 | 長時間作用型 | 即効長時間作用型 |
---|---|---|---|---|---|
薬剤名 | バイアグラ | レビトラ | アバナフィル | シアリス | ウデナフィル |
用量 | 50mg/100mg | 10mg/20mg | 100mg/200mg | 10mg/20mg | 100mg/200mg |
効果発現まで | 30分〜1時間 | 15分〜30分 | 15分 | 1〜2時間 | 30〜1時間 |
持続時間 | 3〜6時間 | 5〜8時間 | 5〜6時間 | 30〜36時間 | 12〜24時間 |
食事の影響 | 受ける | 受ける | 受けにくい | 受けにくい | 受けにくい |
特徴(1) | 処方実績No.1 | 処方実績No.2 | 最も早く効く | 即効性なし | 副作用が少ない |
特徴(2) | しっかり効く | 糖尿病ならレビトラ | 即効型のシアリス→ウデナフィル |
ED治療・取扱治療薬について
各ED治療薬についてもっと詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
バイアグラ
初診 | 25mg | ||
---|---|---|---|
50mg | 1,280 | 円/1錠 | |
再診 | 25mg | ||
50mg | 1,280 | 円/1錠 |
効果持続時間:3~6時間
バイアグラは世界で初めて、ED(勃起不全)治療薬として製造・販売された薬剤です。現在でも世界的に人気があります。
もともとは狭心症の治療薬として研究されていましたが、勃起を促進する作用が報告されたことから、ED治療薬として使用されるようになりました。
シルデナフィル(バイアグラジェネリック)
初診 | 25mg | 180~250 | 円/1錠 |
---|---|---|---|
50mg | 680~840 | 円/1錠 | |
100mg | 1,350 | 円/1錠 | |
再診 | 25mg | 390~430 | 円/1錠 |
50mg | 780~840 | 円/1錠 | |
100mg | 1,550 | 円/1錠 |
効果持続時間:3~6時間
バイアグラジェネリックは、バイアグラと同じ有効成分(シルデナフィル)を使用したジェネリック(後発)医薬品です。
バイアグラと同等の勃起の硬さや持続時間の向上が期待できます。
レビトラ※メーカー都合により販売中止
初診 | 10mg | 1,240 | 円/1錠 |
---|---|---|---|
20mg | 1,580 | 円/1錠 | |
再診 | 10mg | 1,290 | 円/1錠 |
20mg | 1,580 | 円/1錠 |
効果持続時間:5~8時間
レビトラはバイアグラの次に開発された世界で2番目のED治療薬です。
シルデナフィル(バイアグラの主成分)や、タダラフィル(シアリスの主成分)よりも水に溶けやすい性質を持っており、効果発現までの時間が短いことが特長です。
※現在は製造・販売が中止されており、ジェネリック医薬品が処方されています。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)
初診 | 10mg | 940~1,100 | 円/1錠 |
---|---|---|---|
20mg | 1,350 | 円/1錠 | |
再診 | 10mg | 940~1,150 | 円/1錠 |
20mg | 1,550 | 円/1錠 |
効果持続時間:5~8時間
レビトラジェネリックは、レビトラと同じ有効成分(バルデナフィル)を使用したジェネリック(後発)医薬品です。
レビトラと同等の効果があり、発現までの時間も早く、硬さや持続時間の向上も期待できます。
シアリス
初診 | 10mg | 直接お問い合わせ 下さい |
---|---|---|
20mg | ||
再診 | 10mg | |
20mg |
効果持続時間:30~36時間
シアリスはバイアグラやレビトラとは異なり、食事の影響を比較的受けにくいこと・長時間作用することが特長です。
欧米では金曜日の夜に服用すると日曜日の夜まで効果が持続するので「ウィークエンドピル」という愛称でも親しまれています。
タダラフィル(シアリスジェネリック)
初診 | 10mg | 740 | 円/1錠 |
---|---|---|---|
20mg | 1,350 | 円/1錠 | |
再診 | 10mg | 940~1,150 | 円/1錠 |
20mg | 1,550 | 円/1錠 |
効果持続時間:30~36時間
シアリスジェネリックは、シアリスと同じ有効成分(タダラフィル)を使用したジェネリック(後発)医薬品です。
シアリスと同等の効果があり、長時間効果が持続するため、事前に服用することでシチュエーションを気にせず利用できます。
ED治療薬の服用方法
どのED治療薬も食後に服用すると効果が減弱するため、空腹時に服用しましょう。
- 空腹時に服用
- 食後2時間後に服用
- どうしても食事摂取する場合はED治療薬を服用後30分~1時間後に軽めの食事をする。
ED治療薬は空腹または食後2時間以上の服用が最も効果が期待できます。
どうしても食事を摂取する際には食事より先にED治療薬を服用して30分程度の間隔を空けて食事や飲酒をするといいでしょう。食事は油分の多いものは控え、軽めにしましょう。また、適度な飲酒は気分を高揚させ、性欲が増加する場合があるといわれておりますが、過度なアルコールの摂取も薬剤の効果を減弱させる恐れがあるため、たしなむ程度にしましょう。
ED治療薬の副作用
副作用が一部の方に見られます。おおよそ30%ほどです。アルコール摂取時の症状に似ており一時的な副作用で、薬効が弱くなるにつれ自然消失するため、ご安心ください。副作用には顔のほてりや目の充血、頭痛、動悸、鼻詰まりなどがありますが、どれも軽度なため効果発現のサインと捉えている方が多いようです。
ED治療薬の注意事項
ED治療薬には血圧を低下させる作用があるため、降圧剤を服用中の方が併用すると眩暈や立ち眩みなどの症状が現れることがあります。 また、以下に該当する方には処方できません。
- 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の方
- ED治療薬の成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 心血管系障害などの理由で性行為自体が不適当と診断を受けた方
- 重度の肝機能障害のある方
- 低血圧の方(血圧<90/50mmHg)または治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
- 6ヶ月以内に脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往歴がある方
- 網膜色素変性症の方
他にも薬剤によって併用禁忌薬があり、ED治療薬は医師の診察を受け、処方してもらう必要があります。インターネットなどで安く手に入るからと、購入しないようにしましょう。偽物が混じっていたり、誤った服用方法をしてしまったために、死亡したケースもあります。必ず病院や専門のクリニックを受診しましょう。
ED治療薬の通販や個人輸入代行に注意!
ネット通販(個人輸入代行)サイトから購入する薬に偽造品(偽物)が混入しており、問題になっております。製薬会社の調査結果では約60%の薬が偽物だったそうです。見た目が全く同じ偽造品もありますので注意が必要です。薬が効かなかっただけではなく、健康被害のおそれもあります。 インターネットサイトでの口コミや感想なども多く存在します。体験談や使用期間中の状態をブログにした記事など一般の方の感想をうのみにせず、医師と相談して薬を服用されることをお勧めいたします。
2020年以降、全てのED・AGA治療薬のジェネリック医薬品が処方(販売)されています。池袋ギガクリニックでもお手頃な価格で処方できるよう努めております。診察料はいただいておりませんのでお気軽にお越しください。
またオンライン診療も行っております。ネット通販、個人輸入代行だとお手元に薬が届くまで2週間~1か月かかりますが、池袋ギガクリニックはすぐに発送しますので診療2~3日後にはご自宅に薬が届きます。是非ご利用ください。
EDに関する良くある質問
- 副作用にはどのようなものがありますか?
-
副作用が一部の方に見られます。アルコール摂取時の症状に似ており、飲んで効き始める頃に顔のほてり感がありますが、 これはED治療薬の血管拡張作用によるもので、効果の現れた証拠でもあります。他は頭痛などがありますが一時的なものです。
- ED治療薬は何歳まで使用可能でしょうか?
-
バイアグラ、シアリス、レビトラすべてに年齢制限はございません。
- ED治療薬は妊娠に影響はありますか?
-
妊娠しても胎児にはまったく影響はありません。
- ED治療薬の郵送や通信販売はできますか?
-
オンライン診療が可能です。診療後郵送いたします。
- 診察の際に直接ペニスを診察しますか?
-
診察は問診が主で、直接ペニスを診察することはございません。
- 肝機能障害を指摘されているのですがED治療薬を服用できますか?
-
特に問題ございません。ただし進行して、肝硬変となった方は服用できません。
池袋院は予約なしで
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