乙女ロードとは

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乙女ロードと呼ばれるところが池袋にあるのをご存知でしょうか。

サンシャインシティの西側の通りが通称「乙女ロード」です。そこに乙女が集まっている……というわけではもちろんなく、女性向けのアニメグッズ、同人誌などを取り扱うお店（アニメイト、K-BOOKS、らしんばん等）が多く集まっているところからそう呼ばれるようになりました。

もともとその付近のオタク向けショップは女性向けの物を中心に取り扱っていたわけではなく、また池袋で開催される同人誌即売会も多くは男性向けのものでした。しかし2000年にアニメイトがリニューアルオープンした際に女性向け色を強く打ち出したこと。秋葉原が「オタクの街」として認知されるにつれて男性向け商品をそちらで重点的に取り扱うようになった結果、女性向け商品を取り扱う店舗が池袋に集中していったことがきっかけで、乙女ロードは形成、認知されていきました。

乙女ロードとして認知されて以降は近隣にはおしゃれな喫茶店や「執事喫茶」の開店もあり、時にはアニメ、マンガ作品とのコラボレーション企画なども行われています。

さらにアニメイト池袋本店が2012年、中池袋に移転したことをはじめ複合型文化施設やシネコンがオープン、乙女ロードは中池袋方面にも拡張しており、街そのものの再開発も進んでいるようです。今や乙女ロードは池袋の重要な観光資源となっていると言っても過言ではないでしょう。

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