早漏治療薬の選び方ガイド|効果・副作用と安全な入手方法を専門家が解説

公開日  公開日:2024.12.28
更新日  更新日:2026.06.09

「プリリジー」「ダポキセチン」「タダポックス」

これらの名前を聞いたことはありますか?
これらはいずれも早漏(そうろう)の改善を目的として使用されるお薬です。

早漏は決して珍しい悩みではなく、多くの男性が悩みを抱えています。
しかし、「相談しづらい」「治療法がわからない」といった理由から、一人で悩み続けている方も少なくありません。
ですが現在では飲み薬による治療をはじめ、さまざまな早漏治療の選択肢があり、その中でも今回は早漏治療薬の種類や特徴、治療方法についてわかりやすく解説します。

「自分は早漏かもしれない」「治療について知りたい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

💡この記事でわかること

✓ 早漏治療薬の役割
✓ 早漏治療薬の種類と特徴
✓ 早漏治療薬の選び方
✓ 早漏治療薬の副作用と服用時の注意点
✓ 早漏治療薬を服用できない条件
✓ 安全な早漏治療薬の入手方法

早漏治療薬とは?

現在の代表的な早漏薬は内服薬の「ダポキセチン(プリリジー)」と外用薬の「リドスプレー」があります。

早漏治療薬は自分の意思に反して射精が早まってしまう症状を改善し、挿入から射精までの時間(IELT)を延長させるために開発された薬剤です。

脳内の興奮を鎮めるタイプや、局所の神経を一時的に麻痺させるタイプなどがあり、早漏の原因に合わせて使用されます。

同時に、単に時間を延ばすだけでなく「自分はコントロールできている」という心理的な余裕を生むことで、性交渉における不安やプレッシャーを軽減する役割があります。

早漏治療薬の種類と比較

内服薬「ダポキセチン (プリリジー) 」の特徴

早漏治療薬として知られるプリリジー(ダポキセチン)は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの働きに作用する内服薬です。セロトニンの働きを高めることで射精をコントロールしやすくし、早漏症状の改善が期待できます。

「プリリジー」は商品名で「ダポキセチン」は有効成分名です。海外では広く使用されている早漏治療薬であり、ヨーロッパをはじめ世界各国で承認・処方されています。また、ダポキセチンを有効成分としたジェネリック医薬品も存在し、それも治療の選択肢の一つとなっています。

ダポキセチンを服用すると射精時間が3~4倍程も延長することが分かっています。
アメリカ人を対象に行った研究では、平均54秒だった男性たちの射精時間が、ダポキセチン60mgを複数回服用後、平均4分11秒になったという結果が出ており、ダポキセチンと同じようにセロトニン濃度を高めるお薬は他にもあるのですが、ダポキセチンのみが特異的に早漏改善効果を持つことが分かっています。

服用方法は、一般的に性行為の約1~3時間前に内服します。効果の現れ方や持続時間には個人差がありますが、必要なタイミングに合わせて服用できることが特徴です。
副作用として吐き気やめまい、頭痛などがみられる場合がありますが、多くは一時的なものとされています。

また、早漏の悩みはご本人だけでなく、パートナーとの関係にも影響を与えることがあります。射精のタイミングに対する不安が軽減されることで、性行為への自信につながるケースもあります。パートナーとの時間をより充実させたいと考えている方にとっても、治療を検討するきっかけの一つになるかもしれません。

早漏治療薬「プリリジー(ダポキセチン)」についてより詳しく知りたい方は「ギガクリニック|プリリジー」こちらもあわせてご確認ください。

外用薬「リドスプレー」の特徴

リドスプレーは陰茎に直接スプレーして使用する早漏対策のお薬です。有効成分であるリドカインが皮膚の感覚を一時的に鈍らせることで刺激を感じにくくなり、射精までの時間を延ばす効果が期待できます。

使用方法は性行為の10~20分ほど前に陰茎へスプレーするだけです。スプレー後は薬剤が十分に乾いてから性行為を行います。

注意点として、薬剤が乾く前に接触すると、パートナーにも成分が付着し感覚が鈍くなる可能性があります。気になる場合は十分に乾燥した後、軽く洗い流してから使用しましょう。

また、リドスプレーは刺激を感じにくくする仕組みのため、射精を遅らせる一方で、性行為中の感覚や快感が弱くなる場合があります。

リドスプレーは単独で使用するだけでなく、早漏治療薬であるダポキセチン(プリリジー)と併用し、補助的に活用されることもあります。

早漏治療薬「リドスプレー」についてより詳しく知りたい方は「ギガクリニック|リドスプレー」こちらもあわせてご確認ください。

その他の早漏治療薬

パロキセチン(商品名:パキシル)は、もともと抗うつ薬として開発されたお薬です。

このお薬には副作用として射精までの時間が延びることがあり、ダポキセチン(プリリジー)が登場する以前は、早漏対策として使用されることもありました。

パロキセチンはダポキセチンと同様に、脳内の神経伝達物質である**セロトニン**に作用します。しかし、射精延長効果は低く、服薬後の数時間経った頃に1分程の延長効果しか見込めないこと、また6人に1人くらいの割合でしか発現しないなど、治療といえる効果は見込めません。そもそも早漏治療を目的として開発された薬ではなく、さらに効果の現れ方には個人差があります。また、継続的な服用が必要になる場合があることや、眠気などの副作用がみられることもあります。

現在では、早漏治療を目的として開発されたダポキセチン(プリリジー)が広く使用されており、早漏治療薬としてはこちらが主流となっています。そのため、早漏治療のみを目的としてパロキセチンが選択される機会は少なくなっています。

「パキシル」についてより詳しく知りたい方は「ギガクリニック|パキシル」こちらもあわせてご確認ください。

早漏治療薬の選び方

早漏治療薬にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や使用方法が異なります。そのため、どのお薬が適しているかは、症状の程度やお悩みの内容、健康状態などによって変わります。

ギガクリニックでは患者様一人ひとりの状況を確認したうえで、薬剤の特徴や副作用、服用中のお薬との兼ね合いなどを考慮し、適切な治療をご提案しています。

まずは各治療薬の特徴を理解し、自分に合った選択肢を見つけていきましょう。

早漏の原因で選ぶ

早漏治療薬を選ぶ際はまず早漏の原因を理解することが大切です。

早漏にはさまざまな原因があり、原因によって適した治療法が異なる場合があります。

代表的なものが緊張や不安、ストレスなどの心理的な要因によって起こる「心因性早漏」です。性行為に対するプレッシャーや過去の失敗経験などから興奮が高まりやすくなり、射精をコントロールしづらくなることがあります。

例えば、

  • 性行為に対して強い緊張がある
  • 過去の失敗経験が気になっている
  • パートナーを満足させなければならないというプレッシャーを感じている
  • 仕事や日常生活でストレスを抱えている

といった場合に、性的な興奮が高まりやすくなり、射精までの時間が短くなることがあります。

陰茎が刺激に敏感な「感度過大」が関係しているケースもあります。これは刺激に対して強く反応するため、本人の意思とは関係なく短時間で射精してしまう症状です。

そのほかにも、加齢や生活習慣の影響、ED(勃起不全)による焦りや不安、ホルモンバランスの変化などが早漏に関係している場合があります。

心因性の要素が強い場合は、セロトニンに作用するダポキセチン(プリリジー)が選択肢となります。一方で、刺激への敏感さが気になる場合には、リドスプレーなどの外用薬が用いられることもあります。

また、EDを伴う場合には、ED治療薬との併用や配合薬が適しているケースもあります。

このように、早漏の原因は人によって異なるため、ご自身の症状に合った治療法を選ぶことが重要と言えるでしょう。

使用シーンと頻度で選ぶ

早漏治療薬を選ぶ際は早漏の原因だけでなく、性行為の頻度や使用する場面も重要なポイントです。

例えば性行為の機会が月に数回程度であれば、必要なタイミングに合わせて服用するダポキセチン(プリリジー)や、性行為前に使用するリドスプレーなどが選択肢となります。必要なときだけ使用できるため、日常的な服用が不要というメリットがあります。

一方で性行為の頻度が高い方や、毎回薬を服用したりスプレーを使用したりする手間を負担に感じる方もいるかもしれません。そのような場合はライフスタイルやお悩みに合わせて治療方法を検討することが大切です。

また、早漏だけでなくED(勃起不全)の症状もある場合は、ダポキセチンとED治療薬を併用したり、両方の成分を含む治療薬を選択したりする方法もあります。

どの治療法が適しているかは、症状だけでなく生活スタイルによっても異なります。無理なく継続できる方法を選ぶことで、治療への満足度も高まりやすくなります。

副作用のリスクと許容度で選ぶ

早漏治療薬を選ぶ際は期待できる効果だけでなく、副作用についても理解しておくことが大切です。

早漏治療に用いられる薬には大きく分けて「内服薬」と「外用薬」があり、それぞれ副作用の特徴が異なります。

ダポキセチン(プリリジー)などの内服薬は体の内側から作用するため、射精のコントロールをサポートする効果が期待できます。一方で「吐き気」「めまい」「頭痛」などの副作用が現れることがあります。(ただし、副作用の現れ方や程度には個人差があります。)

一方、リドスプレーのような外用薬は陰茎に直接使用するため、全身への影響が比較的少ないことが特徴です。しかし刺激に対する感覚が鈍くなるため、性行為中の感覚や快感が弱くなる場合があります。また、薬剤が十分に乾いていない状態で使用すると、パートナーにも成分が付着し、感覚が鈍くなる可能性があります。

そのため「できるだけ全身への影響を避けたい」「必要なときだけ使用したい」という方には外用薬が適している場合があります。一方で「感覚を大きく変えたくない」「原因そのものにアプローチしたい」という方には内服薬が選択肢となることがあります。

どの副作用を許容できるかは人によって異なるため、効果だけでなく副作用とのバランスを考えながら、ご自身に合った治療法を選ぶことが重要です。

早漏治療薬『ダポキセチン』はED治療薬との併用がおすすめ

早漏とEDは関係がないと思われがちですが、ED患者の約3割以上は二次的症状として早漏を併発しているという研究結果があります。

これはEDと早漏の合併症であり「EDの症状を自覚するようになって早漏も感じるようになった」という場合や、またその逆の場合でもこの合併症が起きていると判断できます。

合併症が発生してしまう原因ですが、EDは通常の性的刺激では勃起が維持できなくなっている状態であり、脳が過剰な刺激を求めるようになってしまっていることが原因と考えられます。

EDに対する不安から強い刺激を繰り返し、その結果射精に至るまでの時間が短くなってしまうわけです。

このような場合は、ED治療薬の服用でEDと同時に早漏も改善されることがあります。

ですが、この状況は放置すると症状が悪化する可能性があり「ED治療薬だけ」「早漏治療薬だけ」では改善しきれない場合もあります。

そのことからもED治療薬とダポキセチンの併用が最も効果的といえます。

早漏治療薬とED治療薬の併用について」こちらのコラムも併せてご確認ください。

ダポキセチンの服用とED薬との併用方法

ダポキセチンは服用後1時間以内に効果が発現します。
2〜5時間程度で効果がピークに達し、その後は緩やかに効果が薄れていきます。
性行為の直前に服用することで早漏を緩和することが出来ます。

ED治療薬と併用する際は、ED治療薬側の効果時間もしっかりと把握しておく必要があります。

バイアグラは30分から1時間程度で効果が発現し、その後3時間から6時間程度持続
レビトラは15分から30分程度で効果が発現し、その後5時間から8時間程度効果が持続
シアリスは1時間から2時間程度で効果が発現し、その後30時間から36時間程度効果が持続

ED治療薬の効果時間に合わせてダポキセチンを服用することで最大限効果を発揮します。
ED治療薬とダポキセチンの併用に問題はありませんが、併用に注意が必要な薬剤も存在します。

現在治療中の病気がある方や、他に服用中の薬がある場合、必ず医師に申告し適切な処方を受けて下さい。

早漏治療薬の副作用と注意点

リドスプレーの副作用は報告されていませんが、主成分のリドカインを過剰に使った場合、熱くないのに熱感があるなど、無感覚な状態が長く続いてしまうということが起こってしまう場合がありますので、説明書通りの使用量を守り、使いすぎないよう注意が必要になってきます。

プリリジーの副作用は「頭痛」「吐き気」「めまい」「疲労感」「下痢」「痺れ」などが主な副作用として報告されています。

あとは稀ですが起立性低血圧という座っている状態や横になっている状態から急に立ち上がると、立ちくらみや眩暈などがおこってしまう症状も報告されています。重篤な副作用などはほとんど報告されていませんが、プリリジーの併用禁忌薬を服用している方は注意が必要です。

また、プリリジーは服用してから5~6時間ほどの効果後24時間後にはプリリジーの成分は体外に排出されます。体外に排出されれば副作用も自然に消えていきます。

もし、24時間過ぎても副作用の症状が消えないまたは副作用を強く感じた場合はかかりつけの医師などに相談しましょう。

早漏治療薬の併用禁忌

下記に該当する方は、ダポキセチンを服用することができません。

該当する項目が多く、もし誤って服用した場合は大変危険です。

必ず医師の診察を受けてから処方してもらいましょう。

  • 心不全の方
  • 不整脈(洞不全症候群や房室ブロック)の方
  • 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の方
  • 心臓弁膜症の方
  • 抗うつ薬やフェノチアジン誘導体を服用の方
  • 抗真菌薬使用の方
  • 抗HIV薬を使用の方
  • 中度以上の肝障害の方
  • 重度の腎障害の方
  • 躁病や両極性うつ病の方
  • てんかん持ちの方
  • 乳糖不耐症の方
  • グルコース・ガラクトース吸収不良症の方
  • 20歳未満、65歳以上の方

また、リドスプレーはクラスⅢ不整脈薬やサルファ剤、その他局所麻酔薬との併用ができません。

バイアグラ等のED治療薬に加え早漏治療薬のプリリジー(ダポキセチン)との併用は可能となります。

早漏治療薬を安全に入手する方法

現在、専門のクリニックや病院で処方している早漏薬は臨床試験により安全性が確立されたものを処方していますが、ネットの個人輸入などで販売しているものには模造品などもあり大変危険です。

製薬会社の調査結果では約60%の薬が偽物だったそうです。

見た目が全く同じ偽造品もありますので注意が必要です。薬が効かなかっただけではなく、健康被害のおそれもあります。
インターネットサイトでのいつわりの口コミや偽の感想なども多く存在するため、鵜呑みにしてはいけません。

早漏薬の服用を考えている方は個人の判断で服用するのではなく、必ず専門のクリニックに行き医師に相談した上で処方してもらいましょう。
2020年以降、全てのED・AGA治療薬のジェネリック医薬品が処方(販売)されています。ギガクリニックでもお手頃な価格で処方できるよう努めております。診察料はいただいておりませんのでお気軽にお越しください。

またオンライン診療も行っております。ネット通販、個人輸入代行だとお手元に薬が届くまで2週間~1か月かかりますが、ギガクリニックはすぐに発送しますので診療2~3日後にはご自宅に薬が届きます。是非ご利用ください。

早漏治療薬についてより詳しく知りたい方は「ギガクリニック|早漏治療」こちらもあわせてご確認ください。

まとめ

早漏にはさまざまな原因があり、症状やライフスタイルによって適した治療法は異なります。現在では、ダポキセチン(プリリジー)をはじめとした内服薬や、リドスプレーなどの外用薬といった選択肢があります。

治療薬を選ぶ際は、効果だけでなく、副作用や使用シーンも考慮することが大切です。また、インターネット通販などで流通する医薬品には偽造品が含まれている可能性もあるため注意が必要です。

早漏でお悩みの方は、ギガクリニックへお気軽にご相談ください。一人で抱え込まず医師へ相談し、ご自身に合った治療法を見つけましょう。

早漏治療薬ついてよくある質問

早漏治療薬は一度飲み始めたら、ずっと続けなければいけませんか?

必ずしも継続して服用し続ける必要はありません。早漏治療薬の多くは、性行為の前に服用するタイプのお薬です。症状の程度や治療の目的によって使用頻度は異なりますが、必要なタイミングに合わせて使用することができます。ですが必ず、治療方針については医師と相談しながら決めましょう。

リドスプレーを使うと、感覚がなくなって気持ちよくないですか?

塗りすぎると麻痺が強くなり、射精できなくなったり勃起が維持できなくなったりすることがあります。

まずは少量から試し、自分にとって「感度がちょうどよく鈍る」量を見つけるのがコツです。適切な量なら快感を維持したまま時間を延ばすことが十分可能です。

オンライン診療で早漏治療薬を処方してもらうことは可能ですか?

はい、ギガクリニックではオンライン診療を導入しており、通院の手間なくスマートフォンで診察から処方まで完結できます。

偽造品のリスクがある個人輸入代行サイトを利用するよりも、国内の医師が処方する正規品をオンラインで購入する方が、安全性と確実性が圧倒的に高いです。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック(現 ギガクリニック)池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任