関羽を祀る廟
2021.07.25
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さて、横浜と言えば横浜中華街が有名ですが、その中に三国志で有名な武将「関羽」を祀っている廟があります。
関羽と言えば、三国志を知らない人でも一度くらいは名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
劉備・張飛と出会い義兄弟の契りをかわした桃園の誓いなどは有名です。そこで彼らは劉備が長兄、関羽が次兄、張飛が末弟と決め、国を平定し、死ぬまで国のために尽くすことを誓ったと言われています。武勇に優れていただけでなく、春秋左氏伝という歴史書を好みほぼ暗誦できるほど読み込むなど学問にも明かるかったようです。また、敵から毒矢を受けた際、骨にまで毒が染み込んでいた為、肘を切開して削り取る手術をした際にも平然と談笑する豪胆さも合わせ持っていたとの事。そして劉備を支え続けてきた関羽も、西暦219年に息子の関平と共に曹操&孫権の連合軍に捕らえられ、58歳で処刑されました。
その後「関聖帝君」と呼ばれ、軍神や商売の神様として崇められ今も多くの人々に親しまれています。
現在横浜にある関帝廟は、1859年に横浜が開港した際に多くの中国人が商人や職人として横浜に移住し、現在、山下町として知られる地区で暮らし始め、1862年に関聖帝君の木像を祀る小さな祠として、中華街の裏通りに建立されたのが始まりだそうです。その後、関東大震災や戦争などで何度か消失と再建を繰り返し、1990年に現在の関帝廟になったのだそうです。
三国志ファンならば見逃せないスポットですね。
皆様もこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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