上野ハイカラ
2017.04.14
こんにちわ。1日過ぎてしまいましたが、4月13日は「決闘の日」です。
だいぶ物騒な響きですが、1612年旧暦4月13日に美作の浪人・宮本武蔵と細川家指南役・佐々木小次郎の巌流島の合戦が行われました。宮本武蔵は当時としては驚くほどの大男だったらしく身長は3尺(180cm)を数えるほどだったそうです。当時の平均身長は150cm程度だったので、見上げるほどの差だったのではないでしょうか。宮本武蔵は剣豪と呼ばれますが、自身は兵法家と称し57歳時は島原の乱に参軍したそうです。宮本武蔵が日向延岡藩・有馬直純に自身の脛に石が当たって痛かったという内容の書状を送っています。そのほか、水墨画が重要文化財に指定されるほどの腕前であったり養子を大名家に仕官させ藩の重役に就かせるなど、政治的手腕に長けていた様です。
その他には1888年4月13日に日本初の喫茶店「可否茶館」が上野にオープンしました。2階建ての洋館で1階はビリヤード、2階は喫茶店だったそうです。コーヒー1杯を1銭5厘で提供していました。当時は牛乳1杯2銭だったらしいのですが、当時の牛乳の価値が解らないのでいまいちピンときません。しかし、可否茶館は5年で閉店したそうです。昔から、上野はハイカラな街だったことが伺えます。
現在では可否茶館は営業していないので、跡地を見るだけではありますが、上野は観光の他にも楽しめる場所は沢山あるのでぜひ一度お越しください。