VRで文化財鑑賞
2019.03.05
いつも上野ギガクリニックをご利用頂き有難うございます。
暦の上では春なんですが、まだまだ寒い日が続いて布団から起きだすのが億劫なので温かくなってほしいです。
さて、話は変わりますが「風神」と「雷神」が描かれている屏風がある事をご存知かと思います。
この作品は、尾形光琳(おがたこうりん)という江戸中期に活躍した画家が描いた絵画でこの「風神雷神図屏風」には裏面があると言われています。
それは、江戸時代後期の絵師、酒井抱一(さかいほういつ)の最高傑作「夏秋草図屏風」です。
抱一は光琳を師として仰ぎ、長年に渡って憧れていたようです。抱一が61歳頃、光琳から「風神雷神図屏風」の裏にこの作品を描くよう依頼を受け。
自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花を描いた「夏秋草図屏風」を完成させました。
この屏風の表と裏の関係に隠された秘密をVRで鑑賞してみてはいかがでしょうか。
開催期間:2019/01/02(水) ~ 2019/03/24(日)
最寄り駅:上野駅・鶯谷駅・京成上野駅
会場:東京国立博物館 TNM&TOPPANミュージアムシアター
時間:11:00~16:00
上野にお越しの際は、上野ギガクリニックにもお越しください。