iPS細胞で薄毛治療?
2016.04.11
iPS細胞が発見された当初から「iPS細胞によって薄毛が治療できるようになる!」と言われていましたが、とうとう理化学研究所などからなる研究グループが、マウスのiPS細胞から完全な皮膚の再生技術を開発したと発表しました。なんとこのiPS細胞は表皮組織だけでなく、発毛や皮脂の分泌も可能な付属器も含めた再生が可能とのことです。つまり、これはAGA(男性型脱毛症)だけではなく、あらゆる薄毛に対しても有効である可能性があるということです。
マウスを使って行われた実験ではマウスの歯茎から採取したiPS細胞を胚様体と呼ばれる塊に形成、これを複数、コラーゲンで包んでマウスに移植したところ、30日後には天然の皮膚と同様の構造を持つ再生状態が得られました。
そして、驚くことにこのiPS細胞で再生された毛包、いわゆる毛穴の部分を集めて別のマウスに移植すると、正常に機能する毛包が再生し、実際に発毛、生え変わりも出来たとのことです。ここで重要なのは、別のマウスにも移植できた点ですね。またこの毛は皮下で立毛筋と神経組織がつながっており、温度などによって鳥肌を立たせることもできるとしています。
理研は、もし人間へこの技術を応用出来れば、生体内移植なしに皮膚器官系の再生が可能になるとしており、10年以内にはこの技術を応用した臨床試験を開始したいと締めくくっています。
とはいっても実用化するまでは莫大な資金と時間(十数年~数十年単位)がこれからもかかるでしょうし、実用化されてもすぐは、高額な費用を払わないといけなさそうですね・・・。AGA治療を行いたいのであれば、やはりAGA治療薬に頼るのが一番ですね。
AGA治療にはAGA治療薬で
AGA治療薬とは、その名のとおり、AGAの進行を食い止め、ともすれば髪の毛を生やす効果がある薬です。一般的にはプロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)、リアップ(ミノキシジルリキッド)が有名ですね。もし、AGAかな?と思ったらこれらのAGA治療薬を取り扱っている専門クリニックをお尋ねください。
※今回は事務員が執筆しました。
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上野院・大宮院相互でのご利用が可能です。ご利用しやすい院にお越しください。
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