春眠暁を覚えず
2016.04.18
4月に入り、日差しも心地ちよくなりみなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて「春眠暁を覚えず」と諺にもあるように春は夜が短く、かつ寝心地のいい気温という事もありついつい寝過ごしてしまうといった経験がみなさんあることと思います。(かくいう私も出勤のギリギリまで寝ています・・・)
さて今回は睡眠が人に与える影響についてお話しします。
睡眠とED
ヒトは睡眠中にホルモンの分泌が活性化されます。
夜更かしなどで睡眠が不足した場合、男性ホルモンの分泌量が減り精力・性欲減退、結果としてEDを招く可能性があります。
ホルモン分泌のピークタイムは22時~26時と言われているのでその時間には就寝しておくことをお勧めします。
睡眠と髪の毛
睡眠は薄毛とも密接な関係があります。
ヒトの髪の毛は22時~26時にもっともよく伸びるとされ、これも睡眠中に分泌される成長ホルモンが関係しています。
EDと同様にAGAにお悩みの方は治療薬+きちんと睡眠をとる等の生活リズムの改善を考えてみてはどうでしょうか?
睡眠時間が6時間を切ると死亡リスクが跳ね上がる!?
国内で自治医科大学が行った研究では、健康な成人男性では睡眠時間が6時間以下の場合、7~8時間の睡眠時間の群と比較して死亡する危険度が約2.5倍に上昇したという事が明らかになりました。
またカリフォルニア大学サンフランシスコ校等の研究チームが164人のボランティアに1週間にわたり風邪のウイルスを与え、睡眠時間とウイルス定着の関連を調査した結果、6時間以下睡眠の群は7時間以上睡眠の群と比較し4.2倍風邪にかかりやすく、更に5時間以下の群は4.5倍にもなることが分かったそうです。
忙しい現代社会でついつい睡眠時間を削ってしまうこともありがちですが、ちゃんと睡眠をとることが健康のためにいいことが分かりますね。
※今回は事務員が執筆しました。