大阪の「粉もん」
2021.12.07
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大阪といえばやっぱり「粉もん」。たこ焼きやお好み焼きのイメージが強いですが、『小麦粉使ってたら粉もん』『そば粉とか米粉も含む』という認識も存在するようで、人によって何を「粉もん」とするかの幅にはかなりのバラつきがあります。そばやうどんも「粉もん」ですし、パンやパスタだって「粉もん」に入る場合があります。
大阪で「粉もん」という言葉が出来たのは1980年代という説が有力で、仮にそうだとすればまだ20年ほどしか経っていない計算になります。「粉もん」もまた、メディアの発達により急速に広まった言葉と言えますね。
そして「粉もん」の基本となる『小麦粉を溶いて焼く』という調理法を日本で初めて編み出したのは、なんと千利休であると言われています。茶の湯でお馴染みの千利休です。彼が小麦粉から作り、お茶の席で出したとされる「ふのやき」というお菓子は、あの豊臣秀吉も食したほか、現代におけるお好み焼きのルーツになったと言われています。そして江戸時代に入り、小麦粉が庶民にも手に入れやすくなると、キャベツやソースを使った現在のお好み焼きにより近いものが定着していったそう。さらに当時「天下の台所」と呼ばれた大阪には食材も多く集まっており、たこ焼きやお好み焼きに欠かせない「出汁」を入れる工程もそこから生まれました。
今となってはありふれた食べ物でもその歴史を調べると、意外な事実が明らかになって面白いですね。
EDやAGAでお悩みの方は、是非天王寺ギガクリニックにもお立ち寄りください。
ただしEDのお薬は空腹時に服用しましょう。「粉もん」は大変美味ですがお腹にたまりやすいので、タイミングはよく調整するようにして下さいね。