カレーといえば「大阪」
2021.12.07
いつも天王寺ギガクリニックのブログをご覧頂きありがとうございます。
近年、いわゆる「カレーライス」と聞いて一般的にイメージする「あのカレーライス」とは異なったスタイルのカレーがブームとなっています。
そのブームの発端のひとつに大阪で独自の発展を遂げたスパイスカレーの文化が挙げられます。今回のブログでは大阪のスパイスカレーについてご紹介させていただきます。
そもそもどういったものを「スパイスカレー」と呼ぶのでしょうか。スパイスカレーをあえて定義するなら、インド亜大陸の調理法をベースに、
日本人ならではのアイディアやアレンジが加えられた、ルーを使わずにスパイスで作られた新しくて自由なカレーのこと、とも言えるでしょう。
スパイスカレーの源流は「カシミール」など1990年前後に開店した有名カレー店と言われています。専門店の店主たちの多くがこうした店の常連客であり、
先行店の味を道標に世界各地のスパイスを取り入れ、各自が似て非なる味を生み出していきました。近年は東京にも人気が飛び火し、大手企業も参入しているほどです。
有名店の味を求めて来阪するファンも増え、大阪の新たな名物になったといっても過言ではないでしょう。
既存の料理のノウハウをカレーという媒体に持ち込み、それまでのカレーの概念を変えるような新しいカレーが数多く生まれた背景には、
「新しいもので楽しみたい」というマインドが大阪の街に深く刻まれているからであるように思います。
みなさんもぜひスパイスカレーのお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。深い深いその世界にどっぷりとつかりましょう。
お近くにお越しの際はぜひ天王寺ギガクリニックにお越し下さい。
ドクター・スタッフ一同心よりお待ちしております。