生國魂神社に行こう

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さて、みなさんは生國魂神社をご存知でしょうか？

大阪天王寺にあるこの生國魂神社（いくくにたま神社）はじもとでは「いくたまさん」と呼ばれ親しまれています。

驚くべきはその歴史。なんと大阪最古の神社として、約2700年もの歴史を持つというのです。社伝によると、日本の初代天皇と言われている神武天皇が国家の安泰を願い、生島大神（いくしまのおおかみ）と足島大神（たるしまのおおかみ）を祀ったのが始まりであると伝えられているようです。生島大神は万物を生み育て生命力を与える神、足島大神は国中を満ち足らしめる神とされているようで二神で祀られていることが多いとの事。神武天皇が国家を案じていたかがわかりますね。ちなみに正史で初めて登場したのは、日本書紀の代36代・孝徳天皇の条との事で、いかに歴史ある神社かが伺えます。

元々は現在の大阪城の辺りに鎮座していたらしいのですが、豊臣秀吉が石山に大阪城を築城する際、現在地に遷座されたのだそうです。その後豊臣秀頼によって社伝が造営されたが、大阪夏の陣の際に消失。江戸幕府により社殿が再興され、その後空襲などで焼失するも再建され、現在に至ったとの事。長い歴史を持つだけあって波乱万丈ですね。興味のある方は一度足を運んでみては如何でしょうか？

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