ガラナが北海道だけで売られているワケ
2021.01.07
ギガクリニックのHPをご覧いただきありがとうございます。
北海道限定の飲み物と言えばすぐに「ガラナ」を思い浮かべると思います。北海道では自販機でもコンビニでも売られている清涼飲料水ですので、子供の頃から飲まれているかたも多いと思われます。しかしこのガラナ、北海道以外の地域では全然見つからないようで、各地の北海道フェアでしか買ったことがないという話をよく聞きます(最近ではネット通販でも手に入りますが)。
では、どうしてガラナが北海道でしか売られていないのでしょうか?
それは昭和33年のお話、日本では当時サイダーやラムネをよく飲まれていましたが、外国ではコカ・コーラが大人気で、いずれ日本に上陸したら他の清涼飲料水が売れなくなるのではと危惧しており、コーラに対抗すべく開発されたのがガラナでした。これはブラジルではガラナが普及しているおかげでコカ・コーラの売れ行きが良くなかったことを参考にしていたとか。
その後、コカ・コーラが日本に上陸し、予想通り大人気となりシェアを拡大していきました。しかし北海道ではコカ・コーラの上陸が3年ほど遅れたことにより、ガラナの人気が定着したおかげで、コカ・コーラが北海道で販売開始されてもガラナは生き残ることができたのでした。
もしコカ・コーラの上陸が早ければ、ガラナは日本中で売れ行きが悪くなり、製造中止になっていた可能性もあります。この味が失われるのはもったいないですね。北海道限定の味、今一度味わって飲んでみませんか。
北海道へお越しの際は、ぜひ札幌ギガクリニックへお越しください。