大宮から九州へ、自転車走破の挑戦
2016.09.06
当院のあります大宮といえばやはりサッカーチームの大宮アルディージャが有名ですが、そのアルディージャの元DF、塚本泰史さんをご存じでしょうか。
大宮アルディージャの右サイドバックでレギュラーとして2009年は21試合に出場していました。
しかし翌2010年、右大腿骨骨肉腫を患い手術・リハビリを行い、2011年1月に契約が更新されたものの12月に早期復帰は困難として2011年限りで選手契約は結ばないことになりました。
大宮アルディージャはリハビリのサポートは継続し、また2012年には塚本さんをアンバサダーに任命しました。
今でも塚本さんは再びピッチに立つことを目標にしており、また入院や治療を受ける中でたくさんの人の応援を受け、同じように闘病している方の存在を知り、応援してくれている人たちへの恩返しと闘病している人の勇気になれば、と様々なチャレンジを行っています。
2012年の6月には東京マラソンに出場し、6時間を超えるタイムでゴール。2013年には富士山登頂、2014年には仙台まで自転車走破、2015年はトライアスロンと精力的にチャレンジしています。
そして今回、佐賀県をゴールに約1200キロの自転車走破に挑戦します。スタートした4日は早朝にも関わらずおよそ100人ほどのサポーターが現役時代に背負っていた2番の番号を掲げ、挑戦の成功を祈りました。
疾患を乗り越えいつまでも挑戦を忘れない気持ち、とても素晴らしいことです。見習いたいですね。