古代の瀬戸内海は地続き?
2021.10.07
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岡山県の海としてお馴染みの瀬戸内海。様々な恵みを我々にもたらしてくれているこの海、昔は四国と地続きで、当時の人々が行き来していたのをご存じでしょうか?
瀬戸内海がほぼ現在の形となったのは、氷河期の終わりにまで遡ります。この頃に莫大な量の氷河が溶けて海水面が上昇し、現在の瀬戸内海が形成されました。
それでもこの時代の瀬戸内海は現在よりも100m以上海水面が低く、このときに現在の四国と地続きであったようです。倉敷にある鷲羽山遺跡において、香川県で産出されるサヌカイトという石が出土しており、当時の人々が四国の方でサヌカイトを入手してきたのではないかと言われています。サヌカイトは当時の人々に打製石器、磨製石器の材料として利用されていました。
その後紀元前7000年頃になると今度は海水面が現在よりも高く、岡山大津島キャンパス付近まで海岸線が迫っていたようです。その後海水面は下がっていき、現在の瀬戸内海となっていったのでした。
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