おっきなしいたけ
2021.10.03
夜の森で道に迷い、長時間さまよい続け、疲れ果てて足を止め、ふと辺りを見回すと一筋の光が…「人家だ!助かった!」と思いかけよるとそこには大量の光るきのこが…
と、まあ冗談はさておき、今回ご紹介するのは「まにわジャンボ」です。
名前からは想像がつかず、大半の方はご存じないかと思われます。「まにわジャンボ」とは、岡山県真庭市で池田琢璽さんが手がけている、「ジャンボしいたけ」のことです。
池田さんは、平成17年頃に個人で「ジャンボしいたけ」として広島市場に出荷していましたが、平成19年頃にジャンボしいたけの生産グループを作り、「まにわジャンボ」として岡山市場に出荷を切り替え今もなお生産を拡大しているとのことです。
「まにわジャンボ」はその名の通り、巨大なシイタケで、一般的な巨大シイタケといえば、きのこの傘の部分が黒く大きく開き、平べったいイメージがありますが、「まにわジャンボ」はこぶし大ほどの丸っこくて大きく、傘の部分が明るい色をしているのが特徴です。見た目の通り、歯ごたえがあり、味も旨味が多く、肉厚な触感はアワビのようで、市場でも高評価を得ているそうです。
そんな「まにわジャンボ」ですが、温度管理とかん水に常に気を配る必要があり、現在主流となっている菌床栽培ではなく、地元のクヌギやコナラ原木を使用した原木栽培を採用している為、生産が難しく、市場でもめったに流通しない希少価値の高いきのことなっていて、一部の百貨店や直売所のみ販売となっているそうです。
現在、原木栽培の良さを広めつつ、グループのメンバーを伸ばし、積極的にブランド化活動を行っているようですので、広く一般の食卓に並ぶ日もそう遠くないかもしれないですね!
皆様も、「まにわジャンボ」を見かけたときは是非味わってみてください。
この記事に興味を持っていただいた方は、是非、岡山ギガクリニックにもお立ち寄りください♪