黍団子(きびだんご、吉備団子)
2021.10.24
こんにちは。岡山ギガクリニックです。
今日は、岡山県といえば桃太郎、桃太郎といえばきび団子ということで、
岡山県のお土産としても有名なきび団子をご紹介します。
黍(きび)はイネ科の一年草で、種類によってはウルチ(普通のご飯)、モチ(名前の通りお持ちのような弾力)の種類があります。
ウルチ種はお粥にしたり白米に混ぜて食べたりと通常のご飯と同じように、
またモチ種はきび団子等にして食べられていました。
モチ種の黍を炊いて、餅つきの要領でついたものは黄色くなりそれをきび団子と呼んでいました。
現在ではきびではなく白玉粉を使ったお団子をきび団子として提供している商品もありますが、
桃太郎のお話に出てくるのは、黍を使ったきび団子です。
なお、現在お土産屋さんで軒を連ねているきび団子は、白玉粉などを主に使い
その一部に黍を使用し食べやすくなっているものが殆どです。
黍独特の甘さと苦さはやや感じにくくなってしまっていますが、
どなたにも食べやすく万人受けしやすいものとなっていてお土産としても人気があります。
岡山に来た際は、是非、きび団子と当院をよろしくお願い致します。
画像引用:https://koeidotakeda.jp/