桃太郎伝説の伝承地
2021.10.13
鬼ノ城
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岡山で有名なものといえばいえば桃太郎ですね。
そんな桃太郎のお話の中でも需要な存在なのが鬼!
なんと岡山には『鬼』の名前を持つ城跡があるのです。
それが岡山県総社市の鬼城山にある七世紀頃の城跡【鬼ノ城(きのじょう)】です。
ここは国の史跡にも指定されており「日本100名城」の一つにも数えられているとのこと。
しかしこのお城、実は史書に具体的な記載が無いそうで、未だに謎多き城だそうです…。
鬼ノ城があるのは、吉備高原の南に位置する標高397メートルの鬼城山(きじょうざん)。
その山頂一帯が壁と門で守られていたそうです。
その一部は今現在復元されており、山の麓からでもはっきりと見えます。
鬼ノ城へのアクセスは、鬼城山の南麓の「砂川公園」から車道が整備されているので、車で近くまで行けます。
山頂近くまで行くと駐車場があり、
その駐車場から約5分ほど歩くと「西門」の辺りが展望できる「学園広場」に到着します。
門の両側には城壁がそびえたち、その高さはなんと約6メートルもあるそうです!
門の中から外を見下ろすと山々が見え、はるか昔約1300年の人々が見ていた景色を疑似体験することができます。
この目玉の西門以外にも、山頂一帯には城壁が約2.8キロメートルあり、
歩いて一周できるウォーキングコースも整備されています。
このウォーキングコースを歩いていくと絶壁の様に積み上げられた「屏風折れの石垣」と呼ばれる石垣があります。
この「屛風折れの石垣」奥には「温羅舊跡(うらきゅうせき)」の碑が立っています。
温羅とは朝鮮半島から吉備地方に住み着いた渡来人の一族で、
鉄器の製造技術を日本にもたらしたと言われている一族です。
その技術によって強大な力を持った吉備地方の温羅氏と大和朝廷が対立し、
朝廷から派遣された吉備津彦命(きぶつひこのみこと)が鬼と呼ばれた温羅を『討伐(退治)』したという伝承が残っています。
この出来事が【桃太郎伝説】の元になったエピソードと言われており、
鬼ノ城はしばしば「桃太郎伝説のゆかりの地」として紹介されています。
岡山にお越しの際は歴史ある桃太郎伝説伝承の地を一度訪れてみてはいかがでしょうか?
鬼ノ城
住所/〒719-1101 岡山県総社市奥坂
岡山にお越しの際は、ぜひ岡山ギガクリニックへお越しください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。