岡山のふるさと村
2021.10.26
岡山ギガクリニックのHPをご覧頂きましてありがとうございます。
今回は岡山で趣のある街並みを感じられるスポット、「吹屋ふるさと村」をご紹介させていただきたいと思います。
「吹屋ふるさと村」は、岡山県高梁市成羽町吹屋のエリアにある観光スポットです。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが続く吹屋の町並みが魅力のエリアです。
このエリアは、かつて国内屈指の弁柄と銅生産で繁栄した鉱山町であり、吹屋で生産された赤色顔料の弁柄は日本中に流通したそうです。
神社やお寺などの建築や九谷焼・伊万里焼や輪島塗などの日本を代表する工芸品にも吹屋発祥の弁柄は使われています。
この弁柄の色は、『ジャパンレッド』と呼ばれています。
吹屋エリアは昭和49年に岡山県のふるさと村に認定され、昭和52年には文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
吹屋には多くの観光スポットがあり、国の重要文化財に指定されているものもあります。
その中でも特に有名なのが「旧片山家住宅」、「旧吹屋小学校」、「笹畝坑道」の3つです。
「旧片山家住宅」
こちらの片山家は1759年の創業以来、200余年にわたって、吹屋ベンガラの製造と販売を手がけた老舗。
弁柄屋としての店構えを残す主屋とともに弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並ぶ
「近世弁柄商家の典型」と高く評価され、平成18年12月には国の重要文化財に指定されました。
「旧吹屋小学校」
日本最古の木造校舎と言われるこちらの学校は1873年に拡智小学校として開校され、
2012年3月末で残念ながら廃校となりましたが、校舎は保存されることになりました。
本館2階講堂内部の折上天井及び正面演壇や、天井を支えるトラス構造等は当時の建築手法を伝えています。
現在は解体修理工事中で令和4年完成予定だそうです。
「笹畝坑道」
吉岡(吹屋)銅山は、807年に発見されたと伝えられています。
この笹畝坑道は、 江戸時代から大正時代まで操業した銅山の坑道を復元し、坑内を見学できるようにしたものです。
神秘的な坑内は、年中15度前後の気温を保っており、天然のエアコンが効いています。
どのスポットもとても歴史を感じられるスポットですね。
さらにベンガラの絵の具を使ってハンカチやバッグを作る体験プランも人気なんだそうです。
岡山にお越しの際は歴史と趣のある「吹屋ふるさと村」を一度訪れてみてはいかがでしょうか?
住所/〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋
交通アクセス(車)/岡山自動車道賀陽ICから約50分
交通アクセス(公共)/JR備中高梁駅から吹屋行きバス約55分、終点下車
岡山にお越しの際は、ぜひ岡山ギガクリニックへお越しください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。