岡山が生んだエース
2021.10.23
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さて、今もっとも熱い岡山県出身の野球選手といえば山本由伸投手ではないでしょうか。
言わずと知れたオリックス・バファローズのエースピッチャーです。東京オリンピック日本代表にも選出されており、
侍ジャパン悲願の金メダル獲得に大きく貢献しました。
山本選手は岡山県備前市出身の23歳。備前中学校時代には全国大会にも出場しています。
2016年のドラフト会議でオリックス・バファローズから4巡目指名を受けて入団しました。
高卒選手かつ、決してトップの評価を受けて入団したわけではないのにも関わらず、
初年度から二軍であるウエスタンリーグでは5月の頭にはデビュー登板を果たしました。
その後も好投を続け、同年8月には先発として一軍公式戦へデビュー。勝敗は付かなかったものの、5回を投げて1失点6奪三振と好投しました。
プロ2年目には中継ぎでリーグ2位の32ホールドを挙げ、先発に転向したプロ3年目の2019年は防御率1.95で最優秀防御率のタイトルを獲得。
2020年は149個の三振を奪って最多奪三振のタイトルに輝き、誰もが認める球界のエースの1人となりました。
今シーズンは自身初の開幕投手を務めたほか、交流戦では3勝をあげて奪った三振が12球団トップの33個、防御率1.23と抜群の成績でMVPに選ばれました。
東京オリンピックでは予選第1戦のドミニカ共和国戦に先発し6回2安打9奪三振無失点と好投すると、
準決勝の韓国戦でも先発し5回1/3を5安打2失点で降板し、チームの金メダル獲得に貢献しました。
平均150キロを超えるストレートを軸に、スライダー・スプリット・チェンジアップ・シュート・カットボールなど
多彩な変化球で打者を三振にしとめる投球は野球ファンならずとも熱狂すること間違いありません。
豊かな岡山の地がその圧倒的な投球のルーツであり、球界のエースを育んだのではないでしょうか。
オリンピックでの活躍もあり、県民栄誉賞を受賞した山本選手は県民の誇り、そして日本野球界の誇りとしてマウンドに立ち続けてくれることでしょう。
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ドクター・スタッフ一同心よりお待ちしております。