梅雨明け
2020.08.04
みなさんこんにちは、ユナイテッドクリニック名古屋駅前院です。
8月に入り東海地方も梅雨が明け、名古屋もじめじめとした梅雨の暑さから夏らしい暑さにがらりと切り替わりました。雨の中鳴いていた蝉たちもやっと夏を感じられているのではないかと思います。
さて夏本番、厳しい暑さで体力は思っている以上に消耗してしまいます。みなさんにも水分補給はもとより栄養補給をより意識的に行ってほしいと思います。
体内の水分が減ることで、血液中の水分量も減少してしまいます。そうすると血液が通常よりスムーズに循環しづらくなり細胞への水分供給が足りなくなります。そうなると細胞が脱水症状となりうまく機能しなくなります。また体内の水分が不足すると胃腸などでの消化がうまくいかず栄養が吸収されにくくなったりします。夏に疲れやすいのは、暑さの影響と共に水分不足による細胞の機能低下によるものの影響が大きいのかもしれません。
ここで水分をきちんと補ってうえで夏場の体力を保つための栄養素をいくつか紹介します。
①糖質(炭水化物)・・・疲労回復を早める作用があり体を動かすためのエネルギー源となる。ビタミンB群と一緒に摂取するとより効果的です。
②ビタミンB群・・・糖質の代謝を助ける。ビタミンB群はタンパク質、糖質、脂質の三大栄養素をエネルギーに変換します。ビタミンB群は水溶性なので摂取して数時間後には体外に排出されてしまします。その時間を補うように摂取することが望ましいとされています。
③タンパク質・・・タンパク質に含まれるタウリンやリジンなどのアミノ酸が体力維持や筋力の維持にも効果的です。日頃の食生活の中でも摂取量が不足しがちなので意識的にタンパク質を多く含んだ食事を行いましょう。
また、お酢やレモン果汁などに含まれるクエン酸も疲労回復に有効という説もあるので、さっぱりとした柑橘系の飲料を飲んだり酢の物を食事に取り入れるのは夏場の健康を促進しするのにぴったりではないでしょうか。
日本でもコロナの第二波が騒がれていますが、自らの健康を維持しみんなで感染防止につとめていきましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。