エイプリルフールのお話
2020.03.29
いつもユナイテッドクリニック名古屋駅前院をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
3月も残りわずかとなりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
コロナウイルス蔓延による自粛ムードで色々なイベントが残念ながら中止になってしまいました。
それでも暦の上でのイベント事は変わらずやってきます。
今回は世界的に有名な4月1日のエイプリルフールについてお話しします。
エイプリルフールデイとは、毎年4月1日には嘘をついても良いという風習のことです。
イギリスではオークアップルデー(王政復古の記念日で、午前中だけ国王への忠誠の証としてオークアップルの実を身に着ける日)に倣って、午前中のみ嘘をついていいとされますが、それ以外の地域では一日中行われます。
日本語では直訳で「四月馬鹿」、漢語的表現では「万愚節」、中国語では「愚人節」、フランス語では「プワソン・ダヴリル」と呼ばれます。
エイプリルフールの起源は全く分かりません。
いつ、どこでエイプリルフールが始まったのかわからないのです。
仮説としていくつか候補があるようですが、あくまで仮説。
憶測の域を出ないものですが、いくつか紹介いたします。
かつて、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していました。1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用し、これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめたという説。
インドで悟りの修行は、春分から3月末まで行われていたが、すぐに迷いが生じることから4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったことによるとする説。
冒頭で触れたイングランドの王政復古の記念祭であるオークアップルデーに由来を求める説。
フランスではエイプリルフールをプワソン・ダヴリル(四月の魚)といい、子供達が紙に書いた魚の 絵を人の背中にこっそり張り付けるいたずらをします。この『4月の魚』とはサバのことを指すと言われ、ちょうどこの頃にサバがよく釣れるために名付けられたという説。
日本には大正時代に欧米のエイプリルフールが伝わったが、中国の「万愚節」が江戸時代の日本に伝わり「不義理の日」と呼ばれていたという説。
などなど、いろいろな説があるようです。それぞれになんとなく説得力があって面白いですね。
毎年エイプリルフールではあらゆる企業が結構な悪ふざけをしています。
中には大がかりに手回しして、非常に面白いフェイクニュースをながす企業もありますよね。
ウソをウソを楽しめない世間になりつつありますが、毎年エイプリルフールのウソは非常に楽しませてもらっています。
今年はどんな悪ふざけを見られるのでしょうか、楽しみですね。
ユナイテッドクリニック名古屋院は4月1日(水)も通常通り開院しています。嘘じゃないですよ。
4月に入ってからもユナイテッドクリニック名古屋駅前院をどうぞよろしくおねがいします。