EDとは

2024.05.01

勃起の仕組み
勃起の仕組みは、性的な興奮を覚えた際や性的な繁樹を受けた際に、脳から神経を通って陰茎の血管を広げるように伝達されます。この時cGMP(サイクリックGMP)と呼ばれる物質が増加します。これにより陰茎部の血管が広がり、陰茎の中にある海綿体と呼ばれる部分に血液が多く流れ込み、血液が充満していくことによって勃起が起きます。この状態になると、陰茎内に充満した血液を外に流れ出さないように留まらせる働きが起こり、硬さの維持がされる状態となります。ですが、このまま長時間勃起状態が続いてしまうと、血液の入れ替えができなくなり壊死してしまいます。その為、射精
や性的な興奮が無くなるとcGMPを分解し、血管の拡張を収縮させる働きを持つPDE-5と呼ばれる酵素によって勃起が治まり非勃起状態へとなります。

EDとは
次にEDとは、勃起不全と呼ばれる勃起機能が低下し、勃起させることができないか、勃起状態を維持できなくなる病気のことで、多くの男性に起こり得ます。
ではなぜEDになるのか、陰茎の海綿体の血管を拡張佐させ血液が流れるように働きかけるのがcGMPであり、血管を収縮させる働きをするのがPDE-5となります。通常はcGMPとPDE-5のバランスは保たれていますが、なんらかの原因でPDE-5の量が多くなると血管を広げるcGMPが減ってしまい勃起状態を保てなくなります。そしてEDになってしまいます。

EDの種類
EDは大きく4つに分かれており、1.身体的要因(器質性ED)、2.心理的要因(心因性ED)、3.身体的要因と心理的要因の複合(混合性ED)、4.薬剤の服用による要因(薬剤性ED) があります。
器質性ED
身体的要因(器質性ED)は、勃起の指令を出す神経や血管に何らかの異常が生じることによって引き起こされます。主に加齢による血管の老化、それに伴う血液循環の悪化が挙げられます。他にも生活習慣病等による動脈硬化が器質性EDを引き起こす原因です。
心因性ED
心理的要因(心因性ED)は精神的なストレスやトラウマによって起こるEDとなります。過去の性行為の失敗や日常生活における人間関係、夫婦関係などのストレスやプレッシャーも原因になり得ます。
混合性ED
混合性EDとは、器質性と心因性が合わさって起こるEDです。加齢や生活習慣病に加え、ストレスや過労によって引き起こされるEDです。とくに50代から60代の方に多いとされています。
年齢を重ねることで何らかの病気を抱えることで、器質性EDを引き起こします。そして仕事や人間関係のストレスも多いことであったり、器質性EDからくる自信喪失などからEDが助長されます。
薬剤性ED
持病などで何かしらの薬剤を服用している場合、その薬剤の副作用などで引き起こされるEDを薬剤性EDと言います。主に中枢神経に作用する、抗うつ薬や抗不安薬、循環器系に作用する血管拡張剤や不整脈の治療薬、他にも消化管に作用する薬剤でもEDが起こる可能性がります。

EDの治療
EDになった場合の治療法としては、バイアグラやレビトラといったED治療薬の服用が一般的です。昨今、インターネット通販などで気軽に薬を購入できますが、偽造薬の危険がありますので注意をしましょう。EDは進行性の疾患のため早めの対処が必要です。少しでも症状が見られた場合は必ず専門の病院やクリニックを受診しましょう。

 

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