AGAとは

2021.12.06

京都ギガクリニックの院長ブログをご覧いただきありがとうございます。今回はAGAについてお話いたします。

AGAとは男性型脱毛症と呼ばれ成人男性によく見られ、髪が細くなったり弱くなって薄くなる状態のことです。

早ければ20代からゆっくりと進行していきます。テストステロンという男性ホルモンが5a-還元酵素の働きでジヒドロテストステロンという悪性男性ホルモンに変換され、これが毛母細胞に影響を及ぼし髪の成長を抑制し、AGAに繋がります。なにもせずほっておくと髪の毛は減少していき、薄く弱くなっていきます。そのため、早めの治療が望ましいです。

いろいろな表情の電話を掛ける医師のイラスト(男性)

AGAは「遺伝」、「男性ホルモンの影響(ジヒドロテストステロンDHT)」、「血行不良」が主な原因です。

「遺伝」については多因子遺伝で主に母親の家系の影響を受けます。

「男性ホルモンの影響(ジヒドロテストステロンDHT)」についてはヘアサイクル(毛の周期)をよく知っておくことが重要です。髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる周期があり、通常6年ある髪の毛の寿命(ヘアサイクル)が男性ホルモン(DHT)の作用により、1年未満で抜けてしまい薄毛となってしまいます。髪の毛が長く太く育つ前に抜け落ちてしまい、十分に育たない、細く短い髪の毛が多くなり薄毛が目立つようになってしまいます。

ヘアサイクルは成長期と退行期と休止期に分けられます。成長期(2~6年)は髪の毛が最も活発に育まれる時期です。退行期(2~3週間)は髪の毛の伸長が止まり細胞の自然死によって毛包が退縮していく時期です。休止期(3~4か月)毛包の活動が停止する時期です。

「血行不良」については髪の毛は毛乳頭や毛母細胞から生えてきます。頭皮の血流が悪いと毛乳頭や毛母細胞の活性が低下し髪の毛が育たなくなります。

上記の3点がAGAの主な原因となります。

 

ギガクリニックではAGA治療を含む男性の様々なお悩みに対応いたしますのでお気軽にお越し下さい。

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