AGAとは
2020.10.15
今回はAGAについてお話します。
AGAとは
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略称で、「男性型脱毛症」のことを言います。これは成人男性によくみられる髪が薄くなる症状のことです。生え際や頭頂部が薄くなっていきます。AGAの原因はストレスや男性ホルモンの乱れ、遺伝などが挙げられます。特に大きく影響しているのがホルモンバランスの乱れとされています。
AGA患者の数
日本皮膚科学会ガイドラインによりますと、男性の約30%がAGAで悩んでおり、20代で約10%,30代で20%、40代で30%、50代以降で40%以上とういう結果が出ています。年齢を重ねるごとに悩まれる方が多いですが若い方も少なからずおられます。
悩まれている方は多いですが大半の方が何らかの対策やケアを取っていないというのが現状です。AGAに関しては放っておくと進行し、症状が悪化そます。しかし、早期にケアや対策を取れば改善する可能性が高いですので早期のケアをオススメします。
AGAの原因
AGAの主な原因とされているのは「ヘアサイクル」の乱れとされています。ヘアサイクルとは髪の毛が生えて成長し抜けていくことを言います。正常なヘアサイクルは7~8年かけて生えて抜けていきますが、ホルモンのバランスが崩れるとヘアサイクルは半年~1年と短縮されます。
この結果、成長する前に抜けてしまい薄毛に繋がります。これに影響しているのが男性ホルモンの「テストステロン」と「5α還元酵素(5αリダクターゼ)が結合して生成される「ジヒドロテストステロン(DHT)」です。
AGAの対処
AGAは早めに適切な対処を行うことで改善できます。まずは専門のクリニックでご相談してみて下さい。そして薬剤を服用することで進行を遅らせたり、発毛に繋げます。薬剤にはDHTの生成を抑制し、ヘアサイクルを整えてくれるもの、血流を促がし発毛しやすくするものなどがあります。またこれらと一緒に亜鉛など髪の成分になる栄養素のサプリメントを摂取するとさらに効果が上がります。
AGAは早めの対処が改善のカギとなります。お悩みの方はぜひ当院でご相談下さい。