梅雨のカビ対策
2020.05.31
走り梅雨に濡れ、深まった木々の緑が鮮やかに映えます。
夏への移ろいを感じつつある季節ですが、体調にお変わりなくお健やかにお過ごしでしょうか。
さて6月も間近に迫った今日この頃、これからの時期は梅雨の季節ですね。
梅雨といえば煩わしいのがカビの存在です。
カビは通常、室内室外問わずどのような環境の空気中においても漂っているものなのですが、湿気・気温・栄養分(汚れ)の条件が揃うことで発生増殖します。
繁殖したカビを放置したままにすると健康に被害が及ぶ可能性があります。カビが発生しやすい部分は定期的に掃除するようにしましょう。
室内でカビが発生しやすい部分は、
●水回り(キッチン、洗面所、風呂場、トイレなど)
●収納(押し入れ、クローゼットなど)
●寝具や家具の裏面
●畳
などです。このような場所は定期的に掃除を行い、カビの繁殖を防ぐよう努めましょう。
繁殖してしまった黒カビは塩素系洗剤を使用した後に高温のお湯でよくすすぎます。
掃除とともに繁殖を防ぐ対策も同時行うとなお効果的です。
カビの発生条件である、湿度を調整することで繁殖の防止を強化できます。
湿度は60%以下に調整するのが好ましいです。換気を行う、エアコンの除湿機能を使うなどして室内の湿度管理に気を配るようにしましょう。
エアコンのドライ機能はカビ対策において有用ですが、内部のフィルターの掃除を定期的に行わなければ逆効果となってしまうので注意が必要です。
掃除と除湿の対策でカビの繁殖を防ぎ、心身の健康を整えましょう。