「雛まつりと人形」展示 京都国立博物館

2019.02.23

2月の中頃を過ぎてまだまだ寒い日が続いていますね。初週の暖かさはどこへ行ってしまったのかと感じる寒暖差が激しい日が多いです。風邪やインフルエンザ、もう少しすると花粉もとび始めますので、手洗い・うがいを行って体調管理には気をつけていきましょう。

さて今回は京都国立博物館で行われる「雛まつりと人形」をご紹介致します。

3月3日の雛まつりは具体的にいつ頃から始まったのか。歴史的には実は判然とせず、起源説は複数あります。そのうちの1つ古いものでは、平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな遊びごととして行われていたとする記録があるそうです。この頃より、小さな御所風の御殿「屋形」をしつらえ飾ったものと考えられています。
また、平安時代には川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、上巳の節句(穢れ払い)として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になりました。

更に時はながれ江戸時代になり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり飾られるようになったが「雛人形」となります。
当時の雛人形には、その時代の元号を冠して寛永・享保雛と呼ばれる人形があります。また郎左衛門雛と呼ばれる考案した人形師の名に由来する人形。その他にも江戸で誕生した古今雛、公家の装束を正しく写した有職雛など様々なものがありました。

 

この「雛まつりと人形」の展示では、各種の雛人形はもちろん、この他にも嵯峨人形・御所人形・賀茂人形・伏見人形と、京都の地名を冠した各種の京人形、人形文化を知ることもできます。

「雛まつりと人形」展示は京都国立博物館で2019年2月13日(水) ~ 3月17日(日)の期間で行われています。

入場料や開演時間などの詳しいところは下記のHPをご確認ください。

https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hina_2018.html

ご予定が合う方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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