カイロいろいろ
2019.01.12
1月に入り寒さが厳しい日が続いていますが、みなさま体調を崩していませんか。個人的には京都の寒さは独特な感じがしていまして、札幌よりも寒い気がするのですが気のせいでしょうか。特に早朝の寒さは体に染み入るような感じで、みなさまも布団から出たくない日々が続いているかもしれませんね。
そんな辛い寒さにも対策はいろいろありますが、冬場の手軽な寒さ対策のひとつに「カイロ」があります。カイロといえば使い捨てのイメージがありますが、最近ではくり返し使えるエコなカイロにも注目が集まっているようです。エコカイロは、昔は無骨なものが多かったのですが、最近は見た目もおしゃれなものが増え、バラエティに富んでいます。冬場のプレゼントにもいいかもしれませんね。
また、人気のあるカイロといえば「貼るカイロ」ですが、今回カイロの貼り方で興味深いことを見つけました。足先が寒い時は「アキレス腱やくるぶし」に貼るといいそうです。このあたりには太い血管が走っているので、効率よく足先を温めることができるようです。同じ理由として太い血管が走っている首すじを温めると、全身を温めるのに効果的だそうです。
このようにカイロは寒い冬には必需品ですが、カイロの使用においては「低温やけど」に注意する必要があります。低温やけどとは、一般的にイメージするやけどのような高温ではなく、低温のものを長時間接触させたり、圧迫させた状態で起こるやけどです。カイロ以外にも湯たんぽや電気毛布でも可能性はありますし、最近では携帯電話の異常発熱等でも低温やけどが報告されています。
特に貼るタイプのカイロは、特定の部位に長時間熱を与え続けることが可能なので、使用方法を誤ってしまえば危険な場合もあります。特に腰等はベルトによる圧迫等も有りうるので注意が必要ですね。ということで、カイロにはきちんと使用上の注意が書かれていますが、みなさまご存知ですか。一例を挙げますと
・肌に直接貼らない
・長時間同じ場所に貼らない
・就寝時は使用しない 等です。
適切に使えば安全で便利なカイロなので、しっかり注意事項を守り、温かく快適にお過ごしください。
ギガクリニック京都四条烏丸院にお越しの際も、カイロ等で温かくしてお越しいただきたいのですが、地下鉄や阪急線でお越しの場合は、地下道等をうまくご利用の上お越しいただくと、少しは寒くなくお越しいただけると思います。寒い日でも毎日診察していますので、皆様のご来院をお待ちしております。