郵便局の風景印
2018.11.18
11月に入り、気温の低下とともに京都の紅葉も一段と進んでいます。紅葉狩りの観光の方も多くなってきましたね。短い期間ですが、存分に色とりどりの世界をお楽しみください。
さて、観光でお越しの方はお土産を買われることも多いと思いますが、今日は少し変わった京都のお土産?(思い出?)をご紹介します。それは、郵便局の「風景印」です。
風景印とは郵便局の消印のことです。通常、切手や葉書に押してある消印は、引受郵便局の名前や日付など事務的なハンコですが、風景印はその名の通り、有名な景色や名物を図柄で現わしているハンコです。そのため、各郵便局ごとにデザインが異なります。
全ての郵便局に風景印があるわけではないのですが、大きな郵便局や観光地の郵便局にはあることが多いです。京都でも、京都駅前の京都中央郵便局では舞妓さんの風景印、金閣寺郵便局ではずばり金閣寺の風景印が用意されています。
ただし、駅スタンプのように誰でも押せるわけではなく、一応消印の一種なので、封筒や葉書を差し出すか、切手や葉書を購入して押してもらう必要があります。その際に「風景印をお願いします」と伝えるのを忘れないようにしてください。
郵便局の方も記念で押されることを心得ていますので、慎重に押してくださいます。しかし、その分若干時間がかかりますので、その点はご理解の上ご利用ください。
旅先からの手紙の消印に、このような風景印だともらった方もうれしいですし、また風景印の収集も旅先の思い出の一つとなります。紅葉狩りで京都にお越しの方で、ご興味がある方はぜひお試しください。
(先ほどもお伝えのように、すべての郵便局にあるわけではないので、事前にお電話にて、もしくは日本郵政HP等でご確認ください。)
日本郵政HP https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/fuke/