白山信仰の謎多き神様?
2021.03.05
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さて、皆様は白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に足を運んだことはおありでしょうか?白山比咩神社は金沢では勿論の事、石川県在住の方なら知らない人はいないほど、有名な神社ではないでしょうか?
しかし、白山比咩神社の信仰の対象は?どんな神様をお祭りしているの?と聞かれると答えられない方も多いのではないでしょうか。
今回はそう言った白山比咩神社の御神体やご祭神をご紹介したいと思います。
白山比咩神社は白山市三宮町にある神社で、石川、福井、岐阜の3県にわたり高くそびえ、日本三大霊山に数えられる”白山”の山麓に鎮座し、この”白山”を御神体として祀る神社です。「白山さん」「白山本宮」「白山権現」「加賀一の宮」とも呼ばれ親しまれており、全国に2000社以上ある白山神社の総本山となっています。白山には美しい自然や水があり、近年ではパワースポットとしても注目が寄せられており、魅力あふれる霊山となっています。
御祭神は、「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」と呼ばれる神様です。かつて、伊弉諾尊(イザナギノミコト)という神様が、亡くなった妻である伊弉冉尊(イザナミノミコト)という神様を追い求め、死後の世界である「黄泉の国」に出向きます。そこで、伊弉諾尊は醜くなってしまった伊弉冉尊の姿をみて逃げ出してしまいます。怒った伊弉冉尊は、伊弉諾尊を追い、黄泉の国との境界で二柱は対峙します。そんな中、菊理媛尊がどこからともなく現れ、対峙している二柱の仲裁をし、その場を丸く収めたとされています。
また、菊理媛尊はどのようにして生まれたか、どのような経緯で黄泉の国との境界に現れたか等、詳しい出自が不明となっており、突然現れた謎多き神様として知られています。しかし、伊弉諾尊と伊弉冉尊を仲裁した力量や、菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながることから、「和合の神」「縁結びの神」として崇敬されています。
このように白山比咩神社には、自然豊かで美しい御神体である”白山”やミステリアスな御祭神「菊理媛尊」の他にも様々な歴史や建物などが数多くあります。ご興味を持たれた方は白山比咩神社にぜひとも足を運んでみて、その魅力に触れてみてはは如何でしょうか?
白山比咩神社にお立ち寄りの際は、是非、金沢ユニットクリニックにもお越しください。男性スタッフのみとなっておりますのお気軽にご来院下さい。