願いの込められた二つの橋
2022.07.12
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広島のシンボルのひとつである平和記念公園。ここの南側に繋がる東西の橋が、東の平和大橋と西の西平和大橋です。この二つの橋をご紹介します。
平和大橋・西平和大橋の名前は、昭和26年11月に一般公募によって決定されました。この二つの橋の欄干は独特のデザインを持ったものとなっています。これは平和記念公園の設計を行った建築家・丹下健三の推薦を受けて日系アメリカ人の彫刻家イサム・ノグチが設計したもので、昭和27年3月に橋は完成しました。
平和大橋の欄干にイサム・ノグチは「つくる」と命名しています。これは「新たに自己の生活を建設する者の特に再建広島の理念を伝えるものとすべきである」というイサム・ノグチの思いが込められています。
もうひとつの西平和大橋の欄干にイサム・ノグチは「ゆく」と命名しています。こちらは「出離の理念、すなわち「人生よさらば」広島がその記念となった悲劇の経験よさらばということを伝えるべきものと考えます。」という理念を持ってデザインしたとイサム・ノグチは述べています。
2002年、2つの橋は市のリニューアル事業として架替えが検討されたそうですが、1橋あたり50億円近くかかると推定されたことや、イサム・ノグチの欄干を残してほしいという市民感情もあり、現在は車道専用橋とし、両側に歩道橋を併設して利用されています。
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