博多どんたく港まつり
2024.05.01
5月3、4日の2日間、老若男女が思い思いの仮装でシャモジを叩いて町を練り歩きます。
また、町に作られた舞台や広場で踊りを披露し、町中がどんたく一色で湧き返ります。
「博多どんたく」は、治承3年(1179年)に始まったと筑前国続風土記(貝原益軒著)に記されている「松ばやし」をその起源とする凡そ830年余の伝統行事です。
筑前国続風土記には、『平安時代、京都御所の正月、宮中参賀の行事が地方に伝わり、この博多では源平時代のち冶承3年(1179)、正月15日、松囃子を取行う…』とあります。
明治5年、新政府より下りてこられた県知事によって松囃子・山笠共中止させられたが、その後、明治12年に再開され「博多どんたく」と呼ばれるようになりました。オランダ語のZondag(ゾンターク、休日の意)がその語源と言われています。
戦時中、一時中断されるも、戦後の昭和21年5月、「松ばやし」と「どんたく」が8年ぶりに復活。肩衣を紙で作り、馬はハリボテを首から胸に下げ、三味線、太鼓などは戦災を免れたところから借り集めて、“博多どんたく”のおはやしを瓦礫の町に響かせながら練り歩いたことが、復興へ大きな勇気を与え、翌年22年には福岡商工会議所が中心となって、戦後初めてのどんたくが開催されました。
その後、年に一度の無礼講の行事として年々盛んになっていきました。
昭和37年、「どんたく」は、市民総参加の『福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」』となり、現在に至ります。
【開催日】
2024年5月3日~4日
【開催時間】
博多松ばやし……9時から17時
【場所】
福岡市内各所
博多松ばやしは4つの流れで形成されており、どんたくパレードの幕開けを飾るほか、市中を祝って廻ります。
福岡・博多へお越しの際は博多駅近くのギガクリニック博多院へお立ち寄りください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。