第28回Fukuoka東区花火大会、今年は…  

2018.08.29

いつもユナイテッドクリニック福岡博多院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

さて、いよいよ夏休みも残すところ1週間あまりとなりました。

今回は、夏の最後を飾る東区花火大会をご紹介しようと思ったのですが、今年の第28回Fukuoka東区花火大会は、都市高速6号線工事の影響で中止となったらしく、残念に思います。

https://higashiku-hanabi.com/info/2018062994/

Fukuoka東区花火大会は、福岡市民や企業からの募金で運営する福岡市では珍しい運営形態を取っています。花火大会公式のタオルなど購入して雰囲気を盛り上げましょう。

昨年は立花山山頂も、カメラマンが列を成しており非常に人気の花火大会であることが伺えます。

 

・・・これだけでは寂しいですね(苦笑)

余談ですが、近年は戦国ブームです。では戦国武将の誰が、福岡市を代表するでしょうか?

実は、博多は日本最古の国際商業交易を行った自治都市であり、町人や商人が合議制の下、博多年行司を中心に自治を取り仕切っておりました。したがって武家が支配した城下町ではありません。この事は文化的に博多を理解する上で注目すべきでしょう。立花山には豊後の守護大名家:大友宗麟(おおともそうりん)の腹心である立花(戸次:べっき)道雪(どうせつ)の居城がありました。その昔、戦国時代より古い室町時代に、博多の貿易によって巨万の富を築いた長門の守護大名家:大内氏がありました。大内氏は室町幕府の管領の細川氏と貿易権で対立し、「寧波(にんぽー)の乱」を起こしたりしていました。そんな大内氏が博多を支配しており、また博多商人:神屋寿禎(かみや・じゅてい)が大内氏の領国である石見(いわみ)で銀山を開発したりもしました。石見銀山は博多商人が開発したのです。石見銀山から産出される銀は、世界の三分の一と言われ、当時の日本経済のみならず世界経済にも大きな影響を与えていました。その大内氏も、大内義隆が部下の陶晴賢(すえはるかた)に討たれ、陶晴賢も毛利元就に厳島で討たれるという諸行無常の戦国の世となりました。そんな大内氏に弟を差し向けており、大内氏の親戚でもあった豊後の大大名:大友宗麟が、大内氏の空白地帯であり莫大な富のある筑前国(今の福岡県の一部)博多の領有権を譲り受けました。

長くなりましたが、福岡市糟屋郡立花山は立花道雪・立花宗茂・立花誾千代(ぎんちよ)姫。福岡市東区名島の名島城には毛利元就の三男、小早川隆景と養子である小早川秀秋。福岡市中央区舞鶴の福岡城は黒田長政。と時代を経るにつれ、次々に君主が変わります。某有名戦国シミュレーションゲームに必ず登場する戦国武将たちが福岡市に住んでいたのです。福岡市内で言っても、東区・博多区と室見川を越えた西区とでは戦国武将や文化が異なります。室見川を越えた姪浜の愛宕神社には室町時代~南北朝時代の九州探題の城があったと言われ、九州大学伊都キャンパス周辺の高祖山(たかすやま)には、奈良時代の吉備真備が築城したと言われる怡土城(いとじょう)跡があり、その城跡を利用した戦国武将で肥前龍造寺家に属した原田氏の居城になっています。こういった郷土史を勉強するのも面白いかもしれませんね。

9月といえば、博多三大祭『筥崎宮放生会』が12日から18日まで開催されます。

また、詳しく筥崎宮放生会をご紹介していこうと思います。

 

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