コラムCOLUMN

ダイエット薬 サノレックス

2024.12.29

サノレックスとは?
サノレックスとは、脳内の神経伝達物質(ノルアドレナリンなど)に作用し、食欲を抑える効果があります。これにより、食事の摂取量を減らし、体重減少をサポートします。
体重減少を目的とする安易なダイエットや長期使用はリスクが伴うため、医師の指示に従い、定期的に経過を確認しながら治療を進めてください。習慣性医薬品の指定を受けていますが、処方の際の医師の指示をしっかりと守ることで高い安全性と高い効果を得ることが出来る医薬品です。

適応症

BMIが高く、肥満関連疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)のリスクが高い方や、食事療法や運動療法を試みたが効果が限定的だった場合に使用されます。

服用方法

成人は、1日1回1錠(主成分として0.5mg)を昼食前に服用します。
効果が不十分な場合、医師の指示により1日最大3錠(1.5mg)まで増量されることがあります。
この場合、1日2〜3回に分けて食前に服用します。

服用タイミング・服用期間

食前30分~1時間前に服用するのが一般的です。食欲を抑える作用を最大限に引き出します。
長期使用は出来ません。通常は3ヶ月以内に制限されます。依存性や耐性のリスクがある為、医師の指示に従って使用を終了することが重要です。
サノレックスは、肥満症治療の「補助薬」です。食事療法・運動療法と並行して服用する事が重要です。

サノレックスの効果

サノレックスを服用すると、有効成分の血中濃度は2時間後に最高値に達します。服用してから、2〜9時間ほど有効成分が持つ食欲抑制効果が持続すると考えられています。

サノレックスを服用出来ない方

以下の方はサノレックスを服用できません。
・閉塞隅角緑内障の患者
・妊娠中の女性・妊娠の可能性がある方
・心臓障害がある患者
・膵臓障害がある患者
・腎臓あるいは肝臓障害がある患者
・重症高血圧症の患者
・脳血管障害のある患者
・不安・抑うつ・異常興奮状態の患者及び統合失調症等の精神障害のある患者

また、重篤な副作用(呼吸困難、胸痛、精神的な異常)が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診して下さい。

注意点

サノレックス服用時は以下のことに注意して下さい。
・アルコールとの併用を避けて下さい。アルコールによりサノレックスの効果や副作用が強まる可能性があります。
・依存や薬物耐性を招く可能性がある為、3カ月を超える長期服用はしないこと。
・1カ月以内に効果がみられなければ服用を止め、医師と相談しましょう。
・服用中は、自動車等の運転を控えましょう。

また、サノレックスの長期服用による依存性の他、息苦しさ・胸の痛みなどが生じる肺高血圧症が発現する場合も極めてまれにありますのでご注意下さい。

サノレックスは上手に服用しましょう

「サノレックスの服用=痩せる」ではないことを理解しておきましょう。
服用中は、食事内容や量・運動の改善を行い、体重の推移についてよく観察しましょう。

サノレックス処方はギガクリニックへ

サノレックスは、食欲を抑制して食事や運動療法の「サポート」をする薬剤です。服用するだけで簡単に痩せるわけではありません。
体質によっては、急激な体重減少によって健康を害する可能性もあります。理想の体型を目指すために、食事量と栄養バランスの見直し、適度な運動など生活習慣の改善も実践しましょう。
ギガクリニックは、サノレックス処方の他、ダイエットに関するお悩みのご相談を承っております。お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任