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ミノキシジルタブレットの効果と副作用

2024.12.28

ギガクリニックでは、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル(タブレットや外用薬)、AGA ドクターズカクテルなど様々なAGA治療薬の処方をおこなっております。
今回はそのAGA治療薬の一つであるミノキシジルタブレットの効果と副作用について説明いたします。

ミノキシジルとは

ミノキシジルは、ファイザー社により血管拡張剤として開発され、主に高血圧症の患者に対して処方されていましたが、後に多くの患者から多毛症の報告があがったことで注目を受け、新たな研究開発が行われました。
こうしてミノキシジルは脱毛症の治療薬として販売されるようになったのです。
現在ミノキシジルには、ミノキシジルローションやミノキシジルリキッド、ミノキシジルゲルなどの外用薬と、錠剤のようなミノキシジルタブレット(ミノタブ)と呼ばれる内服薬の2種類があります。
日本ではCMなどでも有名な外用薬タイプが一般用医薬品として販売されています。

ミノキシジルの効果

AGA患者の頭皮は、毛髪の生育に必要な栄養を届ける血管が萎縮しており、毛髪まで栄養が行き届かずに脱毛の症状が現れてしまっています。

ミノキシジルタブレットは、服用することで頭皮の萎縮した血管が拡張され血流が良くなり、毛髪を生成する毛母細胞や毛乳頭細胞へ多くの酵素や栄養が届きやすくなります。
その結果、髪毛が増え太くなり、伸びる速度も早くなるとされています。

ミノキシジルの発毛効果は、服用開始後、早い方だと3~4ヵ月程度、大抵の場合は約6ヵ月程度で効果を実感できます。
通常、髪の毛が成長するスピードは1ヵ月で平均1cmしか伸びません。その為、治療の経過を確認するにしても長い期間が必要になります。
そのため、1~2ヵ月で効果が感じられないと判断して中止することはやめましょう。
また、服用開始から6ヵ月以上経っても効果が感じられない場合は医師と相談しましょう。

フィナステリドやデュタステリドとの併用

ミノキシジルは、発毛や増毛作用はありますが、抜け毛を防ぐ作用はありません。
フィナステリドやデュタステリドといったヘアサイクルを整え、脱毛を防止するAGA治療薬との併用がとても有効です。
ミノキシジルとフィナステリド・デュタステリドを併用する治療法はAGA治療の標準的な組み合わせで、当院でも推奨しています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは血管拡張作用により強い発毛効果が期待できますが、副作用が現れる可能性があります。副作用には以下のような症状が報告されています。
また、副作用は全ての方に現れるとは限りません。
・低血圧
血管が広がることによって、低血圧を引き起こす場合があります。もともと低血圧の方は事前に医師にご相談ください。
・多毛症
発毛効果が全身に及ぶ事で、毛髪以外にも全身の毛が増える場合があります。
・初期脱毛
ミノキシジルの服用を続けていると、一時的に脱毛の症状が現れることがあります。
この症状はミノキシジルの効果が現れ始めたことによって、成長の止まった毛髪が新しく生えてきた毛髪に押し出され脱毛して起こるものです。
薬剤の副作用ではなく、ミノキシジルの効果が現れ始めた兆候ですのでご安心ください。

その他にもむくみ・痺れ・頭痛なども副作用として報告されています。異常を感じた場合は医師に相談してください。
ただし、これらの副作用の頻度は少なく、症状が現れても重篤ではない場合がほとんどですので、ご安心ください。

ギガクリニックでは多くの患者様へのAGA治療薬の処方実績があります。
AGAでお悩みの方は、是非、ギガクリニックにご相談ください。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任