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喫煙はEDの大きな原因?タバコとEDの関係、勃起力への影響を解説

公開日 公開日:2025.12.23
更新日 更新日:2025.12.25

勃起は陰茎への急激な血流の促進によって引き起こされる現象ですが、喫煙によるニコチンの摂取は血管を収縮させて陰茎への血液の流れを弱めます。さらにタールや一酸化炭素などの有害物質は血管の内側を傷つけて動脈硬化を進めるため、細い陰茎血管は特にダメージを受けやすく、勃起が十分に保てなくなる原因となります。

その他、喫煙による有害物質は自律神経のバランスを乱し、勃起に必要なリラックス状態を作りにくくする影響や、男性ホルモン(テストステロン)の低下にもつながり、性欲や勃起力そのものを弱めることも確認されています。

結論、喫煙者は非喫煙者に比べEDリスクが大幅に高くなります。ここではEDと喫煙の関係をさらに詳しく説明していきます。

💡この記事でわかること

✓ 喫煙者のED発症割合
✓ タバコによる勃起への影響
✓ 禁煙による勃起力回復までの期間と効果
✓ 喫煙以外にEDのリスクを高める生活習慣

喫煙者のED発症リスクは非喫煙者より高い!

喫煙者は非喫煙者に比べてEDの発症リスクが高いことが分かっています。タバコを吸うと勃起しにくくなるのは、血管や神経、ホルモンなど複数の体の仕組みに影響を与えるためです。勃起は陰茎の血管に血液が十分に流れることで起こりますが、タバコの有害物質がこのプロセスを妨げます。

タバコが勃起を妨げる4つのメカニズム

なぜタバコが勃起を妨げるのか?今回は勃起しづらくなる4つのメカニズムについて解説します。

ニコチンによる血管収縮と血流悪化

ニコチンは自律神経を刺激して血管を強く収縮させます。その結果、全身の血流が一時的に悪化して陰茎への血流も低下し、勃起に必要な十分な血液が集まりにくくなります。これによりEDリスクが高まります。

有害物質の動脈硬化進行リスクと陰茎への血液供給阻害

タバコに含まれる有害物質は血管の内側を傷つけ、動脈硬化を進行させます。血管が硬く狭くなることで血液の流れが悪くなり、陰茎へ十分な血液の供給ができなくなってしまいます。血液が陰茎へ届きにくくなった結果、勃起機能が低下し、EDリスクが高まります。

交感神経の刺激によるリラックス状態への影響

タバコに含まれるニコチンは交感神経を刺激し、体を“緊張モード”に傾けます。本来、勃起には副交感神経が優位になるリラックス状態が必要ですが、交感神経が刺激されると血管が収縮し、勃起の準備が整わなくなります。さらに交感神経が優位な状態が維持されると神経伝達も鈍ってしまい勃起を促す信号が性器に伝わりにくくなる影響も併発します。

テストステロン(男性ホルモン)の分泌量低下リスク

喫煙は精巣の働きやホルモンバランスに影響を与え、テストステロンの分泌が低下するリスクがあります。テストステロンは性欲・勃起力・活力の維持に欠かせないため、低下するとEDの原因につながることがあります。

これらのメカニズムを踏まえれば、喫煙者のED発症率は非喫煙者と比較して高いことは明白です。

紙タバコと加熱式タバコ・電子タバコのED発症リスクの違い

紙タバコは有害物質の量が多く、血管障害や動脈硬化を強く進めるため、EDリスクが最も高いとされています。

一方、加熱式タバコや電子タバコは有害物質が一部減るものの、ニコチンによる血管収縮やホルモン低下リスクは残り、EDの発症に影響する可能性があります。

比較でいえば、加熱式タバコや電子タバコの方が”まだマシ”といった違いです。

禁煙によるED改善!勃起力回復までの期間と期待効果

ED予防やED改善には間違いなく推奨される禁煙ですが、禁煙をしてすぐEDが改善するわけではなく継続が必要です。

禁煙開始からED改善までの目安期間

禁煙によって血管機能が回復し始めるまでの期間には個人差がありますが、一般的には数週間〜1か月ほどで血流が改善し始めるとされていますが、そこから禁煙を3〜6か月ほど続けると、勃起力の向上を実感したという体験談が多く聞かれます。血流改善・ホルモンバランスの正常化・ストレス負荷の軽減が同時に進むことで、ED改善に良い影響が期待できます。

禁煙成功でED改善の他に得られる健康的なメリット

禁煙はEDの改善だけでなく、全身の健康にも多くのメリットがあります。

1. 心血管系の改善

  • 血圧や心拍数が安定
  • 動脈硬化の進行を抑制
  • 心筋梗塞や脳卒中のリスク低下

2. 呼吸器系の改善

  • 肺機能の回復
  • 咳や痰の減少
  • 肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスク低下

3. 性機能・ホルモンの改善

  • 勃起力の向上、EDリスク低下
  • テストステロン分泌の維持・改善
  • 性欲の改善

4. 生活習慣病リスクの低下

  • 糖尿病や高脂血症のリスク低下
  • 免疫力向上、感染症への抵抗力向上

5. 美容・外見の改善

  • 肌の血色がよくなる
  • 歯や口臭の改善
  • 髪や爪の健康維持

禁煙はED改善や性機能回復だけでなく、心血管・呼吸器・生活習慣病のリスク低下、見た目や全身の健康維持にもつながる最も効果的な健康習慣のひとつです。ご自身の健やかな性生活と日常生活のために積極的に禁煙に取り組んでいきましょう。

喫煙以外にも注意!EDのリスクを高める生活習慣

EDは喫煙だけでなく、以下の生活習慣でもリスクが高まります。

  • 運動不足:血流が悪くなり、勃起力低下につながる
  • 過度な飲酒:アルコールは性欲や勃起に影響
  • 偏った食生活・肥満:血管やホルモンバランスに悪影響
  • 慢性的な睡眠不足・ストレス:副交感神経が働きにくくなる

詳しくは「EDとは? EDの原因と対処法を男性のお悩み特化【ギガクリニック】専門医が解説」で解説しておりますので、併せてご確認ください。

まとめ

タバコは人体に様々な影響をもたらしますが、なかなか止めるのは難しいものです。そんな方には禁煙外来による治療薬も存在致します。1人で悩まず1度、禁煙外来を受診するのもいいかもしれません。EDのお悩みも同じで、決して1人で抱え込まず当院を是非ご利用ください。ギガクリニックでは、EDに関する様々な治療薬を取り揃えております。現在、全国で19院を展開しており、開院9年目で全院合わせて100万件以上、月間1万件以上の治療実績を誇ります。EDは進行性の疾患です。少しでも気になる症状がある際はお気軽にご連絡ください。直接お越しになるのが難しいのであれば、オンラインでの診察も承っております。

EDでお悩みの際は、是非ギガクリニックへご相談下さい。

喫煙とEDの関係についてよくある質問

喫煙は本当にEDの原因になりますか?

はい。タバコの有害物質が血管を傷つけ、陰茎への血流を悪化させることでEDリスクが高まります。

紙タバコや電子タバコなどの種類によってEDへの影響は変わる?

タバコの種類によって有害物質の量は異なりますが、ニコチンによる血管収縮やホルモンへの影響は共通です。

加熱式タバコや電子タバコでも同じリスクはありますか?

有害物質は減るものの、ニコチンによる血管収縮やホルモンへの影響は残るため、EDリスクはゼロではありません。

禁煙したらEDは改善する?

禁煙はED改善に大きく役立つ可能性があります。タバコによる血管障害や血流低下が回復し、勃起に必要な血液が陰茎に届きやすくなるためです。

禁煙するとどれくらいで改善しますか?

数週間〜1か月で血流が改善し始め、3〜6か月で勃起力の向上を実感する方もいます。

ED治療中に喫煙を続けると効果に影響する?

はい、影響する可能性があります。ED治療薬は血流改善によって効果を発揮しますが、喫煙による血管収縮や動脈硬化、血流悪化があると、十分な効果が得られにくくなることがあります。

EDの原因はタバコ?

タバコはEDのリスクを高める大きな要因の一つですが、EDの原因は多岐にわたります。

詳しくは「EDとは? EDの原因と対処法を男性のお悩み特化【ギガクリニック】専門医が解説」で解説しています

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任