エクステムクリーム（エクソソーム配合クリーム）は医薬品ではありません。

公開日：2025.06.16

更新日：2025.12.13

エクステムクリームは男性のデリケートな悩みに配慮して開発されました。あくまで医薬品ではなく化粧品です。
つまり、ED（勃起不全）などの症状を治療するものではなく、セルフケアの一環として肌や血管の健康維持を目的とした補助的なアイテムです。
配合されているエクソソームは幹細胞由来の成分で、細胞間の情報伝達をサポートするとされており、近年注目されています。
局所の環境を整えることで男性機能の維持や血流サポートが期待されますが、医薬品のような強い効果や即効性があるわけではありません。

💡この記事では下記の情報を得ることができます

✓ ED（勃起不全）の背景と原因
✓ エクソソームのメカニズム
✓ 使用方法と注意事項

ED（勃起不全）の背景と原因

ED（勃起不全）は男性の性機能に関わる深刻な問題であり、その発症には加齢や血流の低下、神経機能の衰え、ホルモンバランスの乱れ、さらには心理的ストレスや生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが知られています。中でも陰茎への血流不足は勃起機能に直接的かつ深刻な影響を与える主要な要素であり、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった循環器系の疾患が関与していることも少なくありません。

また、神経の働きが鈍くなることで脳からの性的刺激がうまく伝わらず、結果的に勃起がうまく持続できなくなるケースも見られます。さらにテストステロンなどの男性ホルモンの分泌量が年齢とともに減少することで性欲自体が低下し、それに伴ってEDが進行することもあります。加えて仕事や人間関係のストレス、過度な飲酒や喫煙、不規則な生活習慣などもEDのリスクを高める要因として無視できません。
こうした根本的な問題に対してはスキンケア製品だけで十分な改善が得られるわけではなく、医療的アプローチが必要になるケースも多いのが実情です。

EDについてはこちらのコラムも合わせてご一読ください。

（EDとは？ EDの原因と対処法を男性のお悩み特化【ギガクリニック】専門医が解説）

エクソソームのメカニズム

エクソソームは細胞間の働きを活性化させるとされており、局所的に塗布することで血流や肌環境のサポートが期待されます。細胞が分泌する“ナノサイズのカプセル”のような物質で、中には成長因子やタンパク質、mRNA などが含まれています。
細胞同士の情報伝達を助け、組織の修復や炎症の抑制に関わることが知られています。

EDは陰茎の血流が悪くなることで起こるケースが多いです。エクソソームは血管内皮細胞の修復を促し、血流改善に寄与する可能性が研究されています。

ただし繰り返しになりますが、これはあくまで化粧品であり、ED治療薬ではありません。
治療効果を保証するものではなく、使用したからといって必ずEDが改善されるわけではありません。
効果には個人差があり、補助的な役割にとどまる点をご理解いただくことが大切です。

使用方法と注意事項

1日2回、陰茎や陰嚢、亀頭に適量をやさしく塗布してください。使用感には個人差があるため肌に異常があればすぐに使用を中止し、医師に相談してください。
EDを根本的に治すものではなく、状態をサポートする目的でのご使用となります。
EDの症状が強い、長期間続いているなどの場合は必ず専門の医療機関を受診し、医薬品や適切な治療を受けることを検討してください。

まとめ

エクステムクリームはエクソソームを配合した先進的な男性用化粧品として、陰部の肌環境や血流のサポートを目的としたセルフケアアイテムです。
毎日のケアに取り入れることで肌のコンディションを整え、健やかな状態を維持する一助となるでしょう。
ただし、この製品は医薬品ではなく化粧品であり、EDそのものを改善・治療するものではありません。使用によって変化を感じる方もいれば明確な効果を実感できない方もいるなど、効果には個人差があり、あくまで補助的な位置づけとなります。
EDの根本的な解決には生活習慣の見直しや専門的な医療介入が欠かせません。化粧品によるケアとあわせて必要に応じて医師の診断を受け、総合的な対策を取ることが大切です。

男性機能に関する悩みは非常に繊細なものですが、決して一人で抱え込む必要はありません。
ギガクリニック（ユナイテッドクリニック）ではEDをはじめとする男性のお悩みに対し、相談を承っております。ぜひお気軽に当院へご相談ください。

出典①：ED根本治療ができる幹細胞上清液エクソソーム配合クリーム

出典②：Scientific Research Publishing Inc. 勃起機能の向上と男性更年期障害の症状緩和：ヒト幹細胞培養液クリームの臨床的有効性

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記事監修

総院長菅原俊勝

2004年(平成16年): 秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年): ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年): 医療法人社団淳康会高森会理事就任
2021年(令和3年): 大宮院管理医師、総院長就任

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