EDと早漏、実はセットで起こることも多い?専門的にわかりやすく解説

公開日  公開日:2024.12.29
更新日  更新日:2026.03.08

男性の性の悩みとしてよく知られているのが「ED(勃起不全)」と「早漏」です。

「硬さが足りない気がする」
「挿入してすぐに射精してしまう」

こうした悩みは、実は同時に起きているケースも少なくありません。

近年の研究ではこの2つはかなり密接に関係していることがわかってきています。

今回はEDと早漏の仕組みや関係性について、少し専門的な視点も交えながらわかりやすく解説します。

💡この記事でわかること

✓ ED(勃起不全)とは
✓ 早漏とは
✓ EDが原因で早漏になることもある

ED(勃起不全)とは

EDとは「Erectile Dysfunction」の略で、日本語では勃起不全と呼ばれます。

昔は「インポテンツ(impotenz。ドイツ語で否定を表す「im」と、活力を表す「potenz」の複合語)」と呼ばれることもありましたが、この言葉には否定的な意味合いが強いため、現在ではあまり使われていません。日本語では勃起不全の他にも「勃起機能障害」や「勃起障害」「陰萎(いんい)」とも表現されています。

EDというと「まったく勃起しない状態」をイメージする方も多いですが、実際にはそれだけではありません。例えば次のような状態もEDに含まれます。

  • 勃起しても硬さが足りない
  • 性行為の途中で萎えてしまう(いわゆる中折れ)
  • 勃起が長く続かない

つまり、「満足のいく性行為ができない勃起状態」は広い意味でEDと考えられます。

EDの主な原因

EDの原因は大きく分けて次の3つです。

①器質性ED(身体的原因)
加齢、生活習慣病、血管障害、神経障害、ケガなど。

②心因性ED(精神的原因)
ストレス、プレッシャー、過去の失敗体験など。

③薬剤性ED
服用している薬の副作用によるもの。

日本を含む先進国では健康寿命の延びにより、
「性行為はしたいけど勃起が弱い」
という悩みを持つ男性は増えているといわれています。

また、若い世代では

  • 初体験の失敗
  • 妊活プレッシャー
  • パートナーとの関係性

といった心理的なEDも少なくありません。

EDについて詳しくは「EDとは? EDの原因と対処法を男性のお悩み特化【ギガクリニック】専門医が解説」をこちらもあわせてご確認ください。

ED治療は大きく変わった

以前のED治療はかなり大掛かりでした。

  • 陰茎への薬剤注射
  • シリコンインプラント手術

など、身体的負担が大きい方法が主流でした。

しかし1998年にED治療薬が登場してから状況は一変します。
現在では飲み薬による治療が一般的となり、ED治療の敷居が一気に下がりました。

主なED治療薬には次のようなものがあります。

  • バイアグラ
  • バルデナフィル(レビトラ系)
  • タダラフィル(シアリス系)
  • アバナフィル
  • ウデナフィル

これらの薬剤はジェネリック医薬品も普及しており、以前より治療のハードルはかなり低くなりました

早漏とは

性行為中に自分の意思より早く射精してしまう状態を指します。

ただし早漏の定義は少し曖昧です。よく言われる目安としては次のようなものがあります。

  • 挿入後30秒ほどで射精してしまう
  • 挿入後1〜3分程度しか我慢できない
  • パートナーが満足する前に射精してしまう

このような状態が続く場合、早漏の可能性があります。

早漏について詳しくは「早漏とは?早漏の原因と対処法を男性のお悩み特化【ギガクリニック】専門医が解説」をご確認ください。

早漏のメカニズム(最近わかってきたこと)

以前は「陰茎が敏感すぎるから早漏になる」と考えられていました。
しかし最近では、脳内の神経伝達物質が大きく関係していることがわかっています。

射精には自律神経が関与しており、

  • 副交感神経:勃起に関与
  • 交感神経:射精に関与

早漏の人は、交感神経が過剰に優位になりやすいとされています。

このとき関係するのが「ノルアドレナリン」と「セロトニン」です。

ノルアドレナリン」は興奮を強める物質で、過剰になると射精が早まります。

これを抑える働きがあるのが「セロトニン」です。

つまり簡単に言うと

セロトニン不足 → ノルアドレナリン過剰 → 早漏

という流れです。

早漏の治療薬(ダポキセチン)

この仕組みに着目して開発されたのがSSRI系の薬です。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は

  • セロトニンの濃度を増やす
  • 射精を遅らせる

という作用があります。

その中で早漏専用に開発されたのが「ダポキセチン」です。

ダポキセチンは

  • ヨーロッパを中心に承認
  • 多くの臨床データあり
  • 経口で使える早漏改善薬

として世界的に使用されています。

そして現在、経口で使える早漏治療薬は基本的にダポキセチンのみとされています。

EDが原因で早漏になることもある

意外に知られていないのがここです。

EDが早漏の原因になるケースがあります。

理由はシンプルで、
勃起の硬さが足りないと感度が上がるためです。

つまり

硬さ不足

刺激に敏感になる

射精が早くなる

という流れです。

この場合には

  • ED治療薬で硬さを改善
  • 必要ならダポキセチンを併用

といった治療が効果的だと考えられます。

なお、ED治療薬とダポキセチンは作用する仕組みが違うため併用が可能です。

まとめ

このようにEDと早漏は別々の問題のように見えますが、実際には互いに影響し合うことが多い症状です。

  • EDが原因で早漏になることもある
  • 神経伝達物質のバランスが早漏に関係する
  • 薬による治療で改善できるケースは多い

こうした悩みは一人で抱え込む方も多いですが、現在では治療方法も確立されており、医療機関で相談することで改善できる可能性は十分あります

EDや早漏でお悩みの方はギガクリニックまでお気軽にご相談ください。

専門医が症状に合わせて適切な治療をご提案いたします。

よくある質問

Q. ED治療薬を飲むと早漏も良くなることはありますか?
A.あります。実はこれ、意外と多いパターンです。EDの方は勃起の硬さが十分でないことがあり、その状態だと刺激に敏感になってしまい、結果として早く射精してしまうことがあります。ED治療薬を使ってしっかり硬さが出るようになると、刺激の感じ方が安定して射精までの時間が伸びることもあります。
「早漏だと思っていたけど、実はEDが原因だった」というケースも珍しくありません。

Q. ED治療薬と早漏治療薬は一緒に飲んでも大丈夫?
基本的には併用できます。ED治療薬は「陰茎の血流を良くして勃起を助ける薬」、ダポキセチンは「射精のタイミングをコントロールする薬」で、作用する場所が違うからです。
そのため、勃起の硬さを改善しながら射精のタイミングも整えるという形で、両方を組み合わせた治療を行うこともよくあります。

Q. 年齢を重ねるとEDや早漏は増えるのでしょうか?
年齢とともにEDは増える傾向があります。理由としては、血管の老化やホルモンの変化などが関係していると考えられています。勃起の硬さが弱くなると刺激に敏感になり、結果として早漏のような状態になることもあります。このようなケースでは、ED治療薬を使用してしっかり勃起を維持できるようにすることで、性行為全体が安定することがあります。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任