頑張る男のDHEA|男らしさを支えるテストステロンとの関係
ギガクリニックではホルモン充填剤として「DHEA」を処方しております。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は副腎などで作られるステロイドホルモンの一種です。体内ではテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンの前駆体として働きます。
テストステロンは男性らしい体づくりだけでなく、性欲や活力、筋肉量など、男性の心身に幅広く関係するホルモンです。
では、テストステロンが多い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回はテストステロンと「行動力」「自己顕示欲」「意思決定」などの関係に注目しながら、テストステロンとDHEAの効果についてご紹介していきます。

💡この記事でわかること
| ✓ そもそもDHEAとは? ✓ テストステロンが多い人の特徴 ✓ 自己顕示欲求の臨床試験 ✓ テストステロンは決断力を増やす ✓ 高すぎるとちょっとしたマイナス面も ✓ テストステロンが低いと…… ✓ テストステロンを増やすためにはどうすればいいのでしょうか? |
そもそもDHEAとは?
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は体内で作られているホルモンの一種です。
主に副腎などで作られ、体内ではテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンを作るための「材料」のような役割を担っています。
その中でもテストステロン、すなわち男性ホルモンは、20代後半をピークに徐々に低下していき、50代ではピーク時の半分程度に落ち込みます。テストステロンは若さを保つ為に必要なホルモンで、老化=テストステロンの低下と捉えても問題ありません。
テストステロンが減ると、身体だけでなく「もうひと頑張りしたい」という気力まで、少しずつ薄れていく。活力を支えるテストステロンは残念ながら年齢とともに静かに減少していきます。
より詳しくは「DHEAとは?性機能・健康・幸福感を支える注目のホルモン」「DHEAとは何か?EDに対して効果があるか?」こちらの記事も参考にしてください。
では逆に、テストステロンが多い男性にはどのような特徴があるのでしょうか?
ここからはテストステロンと男性の「行動」や「考え方」に関する、ちょっと興味深い研究を紹介します。
テストステロンが多い人の特徴
男性ホルモンが多い人の特徴として自己顕示欲が強い事が挙げられます。
テストステロンは男性の身体だけでなく、社会的な行動や心理にも関係すると考えられており、これまでにもテストステロンと社会的な地位や競争行動との関係については、さまざまな研究が行われてきました。
特に興味深いのが、テストステロンと「ステータスを示すもの」への関心について調べた研究です。
自己顕示欲求の臨床試験
男性約240人を2つのグループに分けて、一方はテストステロンを、もう一方は偽薬を投与し、ブランド品を提示して、どちらのグループがより高級なブランドを好むかを調べました。
結果的には、テストステロンを投与したグループの方が、同程度の品質であっても、よりステータスの高いブランドを選ぶ傾向がみられました。
つまり、テストステロンが高い状態では単に「良い物を選ぶ」というだけでなく、周囲から見た自分のステータスを意識した消費行動につながる可能性があるということです。
たとえば、高級車や高級時計、ブランド品などは機能や品質だけでなく「自分がどのような人間なのか」を周囲に示す手段にもなります。
実際、高級スポーツカーの代表格であるランボルギーニもその顧客の多くを男性が占めています。こうした高級品への関心は単なる物欲だけではなく「自分をより強く、魅力的に見せたい」という自己顕示欲とも結びついているのかもしれません。
テストステロンは決断力を増やす
【外見的にも内面的にも男らしい】
テストステロンは決断やリスクを取る行動との関係についても研究されています。
仕事で考えてみましょう。
商談で大きな契約を決めるとき、新しい事業を始めるとき、あるいは「この会社に転職する!」と決めるとき。人生にはどうしても「えいや!」と決断しなければならない場面があります。
こうした場面で重要になるのが前向きに行動する力や、多少のリスクを恐れずに一歩踏み出す姿勢です。
テストステロンには決断力を向上させることが分かっており、前向きに行動する力や姿勢を後押ししてくれます。特に商談等で大きな決断を迫られることが多い商社マンには朗報と言えるでしょう。
どんどんと前向きになり、冒険心が強く物事に意欲的になれます。
そして、テストステロンにはもう一つ、男性らしさを語るうえで欠かせない働きがあります。
そう、筋肉です。
テストステロンは筋肉の形成に関係するホルモンであり、男らしい身体づくりを支えています。筋トレなどの運動によってテストステロンが一時的に変化することも知られています。
「仕事ではガンガン決断する。休日はジムでガンガン筋トレする。」
そんなマッチョな生活を送る男性がいるのも、なんとなく納得できるのではないでしょうか。
実際、ベンチャー企業の社長など、仕事で大きな決断を繰り返しながら、身体づくりにも熱心な男性は珍しくありません。
もちろん「マッチョだから決断力が高い」「ベンチャー社長だからテストステロンが高い」と単純に言えるわけではありませんが、
ただ、挑戦する、決断する、身体を鍛える。
こうした「もっと上を目指したい」という行動と、テストステロンが関係していることは、男性の活力を考えるうえで興味深いポイントです。
高すぎるとちょっとしたマイナス面も
とはいえ、テストステロンは男性にとって重要なホルモンですが、「高ければ高いほどよい」というものではありません。
テストステロンのレベルが極端に高すぎる人は、衝動的な判断をする傾向があり、テストステロンを過剰に投与した場合、引っ掛け問題の誤答率が上昇したことが分かっています。
咄嗟の判断が早い分、早とちりが多くなるようで、メルボルンの大学でテストステロンの値が高い人物に権力を与えて観察をするという実験を行ったところ、特権的行動を取るケースが多く見られ搾取行動が目立ったようです。
逆にテストステロンの値が低い人の場合は、そういった行動が少ない傾向にありました。
メルボルンの大学の研究チームは「テストステロンの極端に高い人物は、権力志向が高いが、統率力は低い」としています。
そのため、目指したいのは「テストステロンを極端に高くすること」ではなく、自分の年齢や身体の状態に合ったホルモンバランスを維持することです。
テストステロンは年齢や生活習慣などによって変化します。
「最近、以前よりも元気が出ない」
「仕事への意欲が落ちてきた」
「性欲が以前より弱くなった」
このような変化を感じたときには、男性ホルモンの状態を確認してみるのも一つの方法でしょう。
テストステロンが低いと……
テストステロンが低いと体にさまざまな症状が起こります。
それらを具体的に紹介していきます。
- 筋肉量の減少と体脂肪の増加
テストステロンは筋肉の発達を助けるホルモンの為、テストステロンが低下すると筋肉量が減少し、逆に体脂肪が増えやすくなります。
特に腹部に脂肪がつきやすく、いわゆる「中年太り」の原因となります。
筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、さらに脂肪が蓄積しやすくなる悪循環に陥ります。 - エネルギーの低下と疲労感
テストステロンはエネルギーレベルを維持するためにも重要です。
このホルモンが不足すると全体的な活力が低下し、普段の生活で疲れやすくなります。
体が重く感じ、日常的な活動が億劫に感じるようになることがあります。
特に朝起きたときに感じる疲労感や倦怠感が強くなることが多いです。 - 性欲の減退
男性の性欲を維持するための主要なホルモンであり、テストステロンの低下によって、性欲が減退し、性行為への興味を失うことがあります。
これが進行するとパートナーとの関係にも悪影響が出ることがあります。
性欲の低下は、精神的なストレスや自信の喪失にも繋がりやすく、精神的な健康にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。 - 骨密度の低下と骨粗しょう症
テストステロンは骨の健康を保つためにも重要な役割を果たします。
不足すると骨密度が減少し、骨折しやすくなる可能性があります。
特に中高年以降は骨粗しょう症のリスクが高まりますから、転倒などの事故で骨折をしやすくならないよう、注意していきたいところです。 - 気分の変動と抑うつ症状
テストステロンは気分の安定にも関与しています。
低いテストステロンレベルは、気分の落ち込みやイライラ感、さらには抑うつ症状を引き起こすことがあります。
特に仕事や人間関係に対するモチベーションが低下し、日常生活が辛く感じられることもあります。
これはホルモンのバランスが感情面に及ぼす影響を示しています。 - 勃起不全(ED)
テストステロンは勃起機能にも影響を与えます。
テストステロンが低下すると、勃起がしにくくなったり、勃起の持続が難しくなることがあります。この症状はED(勃起不全)として知られ、男性にとって大きな悩みの一つとなります。
テストステロンの低下によるEDは、加齢に伴って進行することが多いですが、生活習慣の改善やED治療薬を服用することによって改善が見込める場合もあります。 - 睡眠の質の低下
テストステロンは睡眠の質にも関係しています。
低いテストステロンレベルは、深い睡眠を妨げ、夜間に何度も目が覚めるなど、睡眠の質を低下させることがあります。
これが続くと慢性的な睡眠不足となり、日中の集中力や健康状態に悪影響を与える可能性があります。 - AGA(男性型脱毛症)の進行
テストステロンが低下すると、AGA(男性型脱毛症)の進行が早まることがあります。
AGAは男性ホルモンであるテストステロンの影響を受けた遺伝的要因が主な原因とされ、特に頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなる現象です。
テストステロンは体内でジヒドロテストステロン(DHT)という別のホルモンに変換されることで、毛包に作用します。
このDHTが過剰に分泌されると、毛包が縮小し、髪の成長サイクルが短くなるため、髪が細くなり、最終的に抜け落ちる原因となります。
このようにテストステロンが低下すると、さまざまな影響があることがお分かりいただけたでしょうか。
国際的なガイドラインでもテストステロン低下に関連する症状として、性欲や勃起機能の低下だけでなく、エネルギー・意欲・自信の低下、集中力や記憶力の低下、筋肉量や筋力の低下などが挙げられています。
ただし、こうした症状があるからといって、必ずしもテストステロンが低いとは限りません。
テストステロン値は時間帯や日によって変動するため、男性ホルモンの低下が疑われる場合には、症状と血液検査の結果を合わせて判断することが大切です。
テストステロンを増やすためにはどうすればいいのでしょうか?
テストステロンは年齢とともに少しずつ減少していきます。
では、低下したテストステロンを増やすためにはどうすればよいのでしょうか?
まず意識したいのが十分な睡眠や適度な運動、バランスのよい食事など、日々の生活習慣です。
そして、もう一つ注目したいのがDHEAの摂取です。
ここで知っておきたいのが、DHEAには医療で用いられる薬剤としての製剤も存在するということです。
日本国内では、DHEA製剤は一般のドラッグストアなどで自由に購入できるものではなく、医師の診察を受けたうえで処方を受ける必要があります。
実際にDHEAの摂取とテストステロン値の関係を調べた複数の臨床試験をまとめた研究では、DHEAの摂取によってテストステロン値が上昇したことが報告されています。男性では平均して約21ng/dLの上昇が認められました。
「以前よりも活力がなくなってきた」
「もう少し元気に毎日を過ごしたい」
「いつまでも頑張れる男性でいたい」
そんな方は生活習慣を見直すとともにDHEAを取り入れることについて考えてみてもよいでしょう。
まとめ
ギガクリニックではこの記事をお読みになられているあなたに、DHEAの摂取をおすすめしています。
テストステロンが低下することによる影響は紹介した症状の他にも、アルツハイマー型認知症や、心疾患の死亡率につながることが分かっています。
DHEAを摂取してしっかりとテストステロンを高めることで、血糖値や血圧の値を正常にする効果もあるので、中年男性の強い味方です。
最後に、日本でDHEAは一般的な薬局やドラッグストアでは購入することはできません。
医師の処方のもと、安全に使用する必要があります。
DHEAにご興味のある方は、ぜひお気軽に当院へお問い合わせください。
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記事監修

総院長菅原 俊勝
- 2004年(平成16年)
- 秋田大学医学部医学科卒業
- 2014年(平成16年)
- ユナイテッドクリニック(現 ギガクリニック)池袋院
- 2021年(令和3年)
- 医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
- 2021年(令和3年)
- 大宮院管理医師、総院長就任
