コラムCOLUMN

頑張る男のDHEA

2024.12.29

ギガクリニックは、ホルモン充填剤としてDHEAを処方しております。このDHEAは体内に入ると男性ホルモンであるテストステロンに変換されます。男性ホルモンは、20代後半をピークに徐々に低下していき、50代ではピーク時の半分程度に落ち込みます。テストステロンは、若さを保つ為に必要なホルモンで、老化=テストステロンの低下と捉えても問題ありません。今回は、このテストステロンとDHEAの効果についてご紹介していきます。

テストステロンが多い人の特徴

男性ホルモンが多い人の特徴として自己顕示欲が強い事が挙げられます。この自己顕示欲の強さは科学的な根拠があり、臨床実験によって立証されています。

自己顕示欲求の臨床試験

実験方法は、男性約240人を2つのグループに分けて、一方はDHEAを、もう一方はただの錠剤を服用させて、ブランド品を提示させてどちらのグループが強く興味を示すかを検証しました。結果的にはDHEAを飲んだグループの方が、ブランド品や高級感のある物を好む傾向が出ました。お金持ちの象徴である高級車ランボルギーニの所有者が98%は男性であるという統計があります。強い男の自己顕示と言えます。

テストステロンは決断力を増やす

【外見的にも内面的にも男らしい】
テストステロンは、決断力を向上させることが分かっています。特に、商談等で大きな決断を迫られることが多い商社マンには朗報と言えるでしょう。どんどんと前向きになり、冒険心が強く物事に意欲的になれます。テストステロンは筋肉形成を増進させるうえに、筋トレなどでも増やすことが出来ます。刺激が加わることでも増えるので、若いベンチャー社長にマッチョが多いのはテストステロンが多く、筋肉質なことに関係しているのかもしれません。

高すぎるとちょっとしたマイナス面も

テストステロンのレベルが高すぎる人は、衝動的な判断をする傾向があり、テストステロンを過剰に投与した場合、引っ掛け問題の誤答率が上昇したことが分かっています。咄嗟の判断が早い分、早とちりが多くなるようです。メルボルンの大学でテストステロンの値が高い人物に権力を与えて観察をするという実験を行ったところ、特権的行動を取るケースが多く見られ搾取行動が目立ったようです。逆にテストステロンの値が低い人の場合は、そういった行動が少ない傾向にありました。メルボルンの大学の研究チームは「テストステロンの高い人物は、権力志向が高いが、統率力は低い」としています。

テストステロンが低いと・・・

テストステロンが低いと体にさまざまな症状が起こります。具体的に紹介していきます。

  1. 筋肉量の減少と体脂肪の増加
    テストステロンは、筋肉の発達を助けるホルモンの為、テストステロンが低下すると筋肉量が減少し、逆に体脂肪が増えやすくなります。特に腹部に脂肪がつきやすく、いわゆる「中年太り」の原因となります。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、さらに脂肪が蓄積しやすくなる悪循環に陥ります。
  2. エネルギーの低下と疲労感
    テストステロンは、エネルギーレベルを維持するためにも重要です。このホルモンが不足すると、全体的な活力が低下し、普段の生活で疲れやすくなります。体が重く感じ、日常的な活動が億劫に感じるようになることがあります。特に、朝起きたときに感じる疲労感や倦怠感が強くなることが多いです。
  3. 性欲の減退
    テストステロンは、男性の性欲を維持するための主要なホルモンです。テストステロンの低下により、性欲が減退し、性行為への興味を失うことがあります。これが進行すると、パートナーとの関係にも影響が出ることがあります。性欲の低下は、精神的なストレスや自信の喪失にも繋がりやすく、精神的な健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
  4. 骨密度の低下と骨粗しょう症
    テストステロンは、骨の健康を保つためにも重要な役割を果たします。このホルモンが不足すると、骨密度が減少し、骨折しやすくなる可能性があります。特に中高年以降は、骨粗しょう症のリスクが高まります。骨密度の低下は日常生活に支障をきたすこともあり、転倒などの事故で骨折をしやすくなります。
  5. 気分の変動と抑うつ症状
    テストステロンは、気分の安定にも関与しています。低いテストステロンレベルは、気分の落ち込みやイライラ感、さらには抑うつ症状を引き起こすことがあります。特に仕事や人間関係に対するモチベーションが低下し、日常生活が辛く感じられることもあります。これは、ホルモンのバランスが感情面に及ぼす影響を示しています。
  6. 勃起不全(ED)
    テストステロンは、勃起機能にも影響を与えます。テストステロンが低下すると、勃起がしにくくなったり、勃起の持続が難しくなることがあります。この症状はED(勃起不全)として知られ、男性にとって大きな悩みの一つとなります。テストステロンの低下によるEDは、加齢に伴って進行することが多いですが、生活習慣の改善やED治療薬を服用することによって改善が見込める場合もあります。
  7. 睡眠の質の低下
    テストステロンは、睡眠の質にも関係しています。低いテストステロンレベルは、深い睡眠を妨げ、夜間に何度も目が覚めるなど、睡眠の質を低下させることがあります。これが続くと、慢性的な睡眠不足となり、日中の集中力や健康状態に悪影響を与える可能性があります。
  8. AGA(男性型脱毛症)の進行
    テストステロンが低下すると、AGA(男性型脱毛症)の進行が早まることがあります。AGAは、男性ホルモンであるテストステロンの影響を受けた遺伝的要因が主な原因とされ、特に頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなる現象です。テストステロンは、体内でジヒドロテストステロン(DHT)という別のホルモンに変換されることで、毛包に作用します。このDHTが過剰に分泌されると、毛包が縮小し、髪の成長サイクルが短くなるため、髪が細くなり、最終的に抜け落ちる原因となります。

テストステロンが低下すると、さまざまな影響があることが分かります。先程も述べたようにDHEAは、副腎で分泌されるホルモンで、男性および女性の体内でさまざまなホルモン、特にテストステロンやエストロゲンの前駆体として作用します。DHEA自体はテストステロンとは異なるホルモンですが、体内でDHEAがテストステロンに変換されるため、DHEAを補充することで間接的にテストステロンのレベルを高めることができます。

まとめ

ギガクリニックは、DHEAを強くおすすめしています。DHEAは男性ホルモンの前駆体であり、体内に入るとテストステロンに変換されます。テストステロンが低下することによる影響は紹介した症状の他にも、アルツハイマー型認知症や、心疾患の死亡率につながることが分かっています。DHEAを服用し、しっかりとテストステロンを高めることで、血糖値や血圧の値を正常にする効果もあるので、中年男性の強い味方です。

最後に、日本でDHEAは、一般的な薬局やドラッグストアでは購入することはできません。医師の処方のもと、安全に使用する必要があります。DHEAにご興味のある方は、ぜひお気軽に当院へお問い合わせください。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任