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糖尿病はEDになりやすい?

2024.12.28

糖尿病がEDに与える影響

糖尿病が原因でEDが発症しやすくなる理由は、大きく以下の4つに分けられます。

  1. 血管障害

糖尿病では、血糖値が高い状態が続くことで血管が損傷を受けることがあります。この状態を「糖尿病性血管障害」と呼びます。特に陰茎の勃起には非常に細い血管が関与しており、血流が十分でなければ勃起を維持することが難しくなります。
血流障害はEDの主要な原因の一つであり、糖尿病患者さんに多く見られる特徴です。

  1. 神経障害

糖尿病の進行に伴い、末梢神経が損傷を受ける「糖尿病性神経障害」が発生することがあります。この神経障害は、陰茎への神経信号の伝達を妨げるため、勃起のプロセスに影響を与えます。
神経障害は自覚症状が出にくい場合も多いですが、EDの重要な要因となっています。

  1. ホルモンバランスの変化

糖尿病は、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量にも影響を与えることが分かっています。テストステロンが不足すると、性欲の減退や勃起機能の低下を引き起こす可能性があります。
また、肥満もテストステロンの低下に関与するため、糖尿病患者さんが特に注意すべきポイントです。

  1. 心理的要因

糖尿病の診断を受けたり、長期間にわたる治療を続けたりすることは、患者さんにとって心理的な負担になることがあります。不安やストレスが重なると、精神的な原因でEDを引き起こすこともあります。
また、EDそのものが心理的なプレッシャーとなり、悪循環に陥るケースも少なくありません。

糖尿病患者さんができる対策

糖尿病によるEDは、適切な対策を取ることで改善や予防が期待できます。以下に、主な対策を挙げてみましょう。

  1. 血糖値の管理

血糖値を適切に管理することは、EDの予防や改善に直結します。食事療法や運動療法、薬物療法を医師と相談しながら継続的に行うことが重要です。
血糖値をコントロールすることで、血管や神経へのダメージを最小限に抑えることができます。

  1. 生活習慣の改善

禁煙やアルコールの節制、適度な運動を取り入れることが、全身の健康だけでなくEDの改善にもつながります。特に、運動は血流を促進し、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。

  1. 医師への相談

EDに関する悩みは、一人で抱え込まず、専門医に相談することが大切です。糖尿病患者さん向けのED治療薬も存在し、医師の指導のもとで安全に使用することが可能です。
また、必要に応じて心理カウンセリングを受けることで、精神的な負担を軽減することもできます。

  1. 定期的な健康チェック

糖尿病患者さんは、定期的な健康チェックを受けることが重要です。これにより、血糖値だけでなく、合併症の早期発見・早期対策が可能になります。

最後に

糖尿病によるEDは、血管や神経、ホルモン、心理的要因などが複雑に絡み合った結果として起こります。しかし、血糖値の管理や生活習慣の改善、適切な治療を行うことで改善が期待できます。
EDの症状が気になる場合は、一人で悩まず、早めに専門医に相談することをおすすめします。健康的な生活を維持しながら、自分に合った治療法を見つけていきましょう。
ギガクリニックでは、ED治療薬の処方は勿論、早漏治療薬や男性更年期障害に効果がある亜鉛やビタミンB、マカ等の取り扱いをしておりますので、お気軽にご来院ください。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任