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ダポキセチンの効果とは?

2024.12.28

早漏は、多くの男性が直面する性的な悩みの一つです。しかし、ダポキセチンという早漏治療薬が問題解決の手助けをしてくれるかもしれません。

今回は早漏の原因とダポキセチンの効果について説明します。

早漏とは

まず早漏とは、男性が性行為中に射精を制御できない状態を指します。一般的に、性的な刺激に対して過剰な興奮や刺激によって、射精反射が早くなり、性行為が短くなってしまう状態を指します。個人差はありますが一般的に行為開始後1〜2分以内に射精してしまう状態を早漏と考えることが多いです。ただし、性行為の時間には個人差があり、パートナーとの関係によっても異なるため、早漏と感じるかどうかは主観的な要素も含まれます。

早漏の原因

早漏の原因は個人によって異なる場合がありますが、一般的に以下のような要因が関与していると考えられています。

心理的要因:ストレス、不安、性的な興奮や緊張などの心理的な要素が原因となることがあります。過去の性的なトラウマやパフォーマンスへの不安も影響を与える場合があります。

生物学的要因:早漏は生物学的な要因によって引き起こされることもあります。セロトニンのバランス異常や神経伝達物質の過敏性、性器の感度の高さなどが関与する可能性があります。

経験不足:性的経験の不足や過度の性的興奮が早漏を引き起こすことがあります。性行為の技術や身体の感覚を学ぶために、パートナーとのコミュニケーションと共に練習することが重要です。

生活習慣や健康状態:過度のストレスや不健康な生活習慣、肥満、運動不足、睡眠不足などが早漏の原因となることがあります。健康な身体と心の状態は性的な機能にも影響を与えます。

早漏の原因は複合的であり、個々のケースによって異なる場合があります。症状が継続する場合は、専門家や医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

ダポキセチンについて

ダポキセチン(Dapoxetine)は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種であり、主に不安や緊張が原因となって起こる早漏症状を改善する働きがあります。
SSRIは通常、うつ病や不安障害の治療に使用されますが、ダポキセチンは薬の使用中に射精時間の延長が見られたため、早漏防止薬として開発が行われました。

神経伝達物質の一つであるセロトニンは、射精を制御するために重要な役割を果たしています。服用によりセロトニンの量を増やし、不安や緊張、興奮を抑えることで早漏の症状を改善する効果があります。研究によれば、ダポキセチンを服用することで射精時間を約3~4倍程度遅らせることが証明されています。

使用方法としては通常、性行為の1時間前に1錠服用します。1日2回、90mgまで服用することができ、服用すると約1時間で効果が実感でき、2~5時間程度効果が持続します。ただし、服用量やタイミングは個々の状況によって異なる場合がありますので、医師の指示に従って服用してください。

ダポキセチンの一般的な副作用には、吐き気、頭痛、めまい、下痢、不眠症などがあります。一部の人では、口渇、消化不良、不安、神経過敏、性欲低下などの副作用が現れることがあります。重度の副作用はまれですが、血圧の上昇、めまいや失神、異常な心拍数の変動などの状態が発生する可能性があります。副作用が現れた場合は、医師に相談してください。

最後に

今回紹介したダポキセチンは、特に心理的要因からくる早漏の治療に効果的です。また薬には良い効果だけでなく、副作用やデメリットもあるため、治療前には必ず医師との相談や確認を行い、治療をする事をお勧めします。ダポキセチンを使って性的自信を取り戻しましょう。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任