飲酒(アルコール)は薄毛を促進させてしまうのか?
2024.12.28
AGAとは男性型脱毛症のことで、男性なら誰にでも起こり得る進行性の疾患です。
症状としては、頭頂部や前頭部、またはその両方からだんだん髪が薄くなっていきます。
AGAの主な原因になるのはテストステロンと5αリダクターゼが結び付くことで生じるDHT「ジヒドロテストステロン」という物質です。
友人との飲み会だけではなく会社の飲み会や忘年会、新年会など…社会人にとっては切っても切り離せないお酒。果たしてアルコールの摂取とAGAの進行に因果関係はあるのでしょうか。
今回はAGAの進行とアルコール摂取の因果関係についてお話ししたいと思います。
AGA患者はアルコールを避けるべき?
結論から言うと過度な飲酒は薄毛の進行に繋がる要因の一つとなります。
摂取したアルコールは体内に吸収されると、「アセトアルデヒド」という毒性の物質にかわります。
このアセトアルデヒドは肝臓で分解され、毒性はない「酢酸」という物質になりますが、過度な飲酒によりアセトアルデヒドの分解が間に合わなくなると、アセトアルデヒドが血液中に含まれたまま全身を循環します。これがいわゆる二日酔いという状態です。
二日酔いだけで済むならまだ良いですが、「アセトアルデヒド」にはAGAの原因になるDHT「ジヒドロテストステロン」を増加させる働きがあるといわれています。
過度な飲酒が薄毛を招く要因
髪の毛はケラチンというタンパク質の一種により作られます。
タンパク質自体は肝臓で合成されますが、大量にお酒を飲むことにより、肝臓がアルコールの分解だけで精一杯になってしまい、タンパク質を合成することができなくなってしまいます。
髪の毛の原料になるタンパク質が作られなくなってしまうと、当然髪の毛の成長が滞り、その結果として薄毛を招く原因となってしまいます。
また、飲酒と直接的な関係はないのですが、飲酒が進み酔っぱらうと食欲が増進傾向になり、揚げ物や脂っこい料理など脂質量の多い食事が食べたくなります。
脂質を多く含む食事を摂ることにより皮脂の分泌が活発になります。その結果頭皮の毛穴が詰まり、さらには炎症を引き起こしてしまう恐れもあります。
薄毛が気になったら禁酒しなければならない?
先程お伝えしたように、アルコールを摂取することは薄毛を誘発する多くのリスクを抱えているといえます。
ではAGA、薄毛になってしまったら完全にアルコールを絶ち、禁酒をしなければいけないのか。
確かに過度な飲酒は髪の毛にとって良い影響を与えることは無いと言っていいでしょう。
しかし、元々お酒が好きな方やお酒を飲む習慣がある方がいきなり禁酒となると、お酒を飲めないストレスを抱えることになり、そのストレスが薄毛や抜け毛のAGAの進行を助長することになりかねません。
また、毛髪は血液から送られる栄養で成長するため、飲酒も適量であれば血液の循環を良くし、育毛に良い効果が期待できるほか、ストレスの緩和にもなります。
多量の飲酒は薄毛や抜け毛に対して悪影響を与えてしまいますが、適量の飲酒あれば好影響な面もあります。
お酒と上手に付き合いながら薄毛対策を進めていくことが大切です。
AGA治療はギガクリニックにお任せください。
当院では医師による診察の上、AGA や薄毛治療についてのご相談、各種治療をご案内させていただきます。
また、髪の毛の成長を助ける亜鉛やビタミンB、リジンなども取り扱いがございます。
お近くにお越しの際は是非当院にお越し下さい。
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記事監修
総院長菅原 俊勝
- 2004年(平成16年)
- 秋田大学医学部医学科卒業
- 2014年(平成16年)
- ユナイテッドクリニック池袋院
- 2021年(令和3年)
- 医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
- 2021年(令和3年)
- 大宮院管理医師、総院長就任