コラムCOLUMN

ED薬を個人輸入することの危険性

2025.01.08

現在、多くの男性がED(勃起不全)治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリスなど)が、個人輸入で手に入れることが出来るようになりました。
しかし、個人輸入は潜在的な危険性が伴う為、医療機関の処方が安全です。
まず、個人輸入の危険性について考えてみましょう。

偽造品のリスク

個人輸入は、信頼性が低いウェブサイトから購入する可能性がある為、偽造品や粗悪な薬剤が送られて来る危険性が高まります。
期待される治療効果が得られず、健康に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。

医学的アセスメントの不足

個人輸入は、医師による詳細な診察がない為、ご自身の健康状態や他の薬剤との相互作用が不明瞭です。
予測できない合併症や副作用が発生するリスクが高まります。

服用量の不確実性

医師の処方のもとではない薬剤の購入は、正しい服用量を把握するのが難しく、過剰摂取や効果不足になる可能性があります。
正しい薬剤の使用が保証されないことは、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

潜在的な健康リスク

購入者が自身の健康状態を理解せずに薬剤を服用すると、既存の健康問題を悪化させたり他の医療条件との相互作用が懸念されます。
命に関わる状況を引き起こす可能性があります。

法的な問題

一部の国では、特定の医薬品の個人輸入が法的に制限されている場合があります。
違反すると、法的な問題に巻き込まれる可能性があり、合法性のない薬剤の入手により、罰せられます。

ED治療薬は、それぞれの体質や健康状態により、副作用が出る可能性があります。
医療機関で診察を受けることなく自己判断でED治療薬を服用することは、重大な健康リスクを引き起こすケースがあります。例えば、心臓病患者や高血圧患者にとっては、医師の指導が不可欠です。
一方、医療機関で処方を受けるメリットは多岐にわたります。専門医による診察で、個別の病歴や体調を踏まえた治療が可能です。
医師は、患者様の健康状態を把握し、ED治療薬の正しい投与量を処方します。これにより、ED治療薬の効果を最大限に引き出すと同時に副作用のリスクを最小限に抑えることができます。
医師は、ED治療薬の正しい服用方法や注意事項について詳細な説明とともに、安心して治療を受けられるようサポートします。診察を受けることにより、ご自身の健康に関する責任を理解しながらケアをすることができます。

ED治療薬の個人輸入は、健康への懸念が伴いますが、医療機関の処方は、それをカバーするメリットがあります。ご自身の健康を守るため、専門医のアドバイスのもと安全かつ効果的な治療を受けることが重要です。

現在、全てのED・AGA治療薬のジェネリック医薬品が処方(販売)されています。
ギガクリニックは、お手頃な価格で処方できるよう努めております。
診察料はいただいておりませんのでお気軽にお越し下さい。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任