フィナステリドとデュタステリド
2024.12.29
フィナステリドとデュタステリドは、どちらも男性型脱毛症(AGA)の治療薬として広く使用されている薬剤ですが、その作用機序や服用方法に若干の違いがあります。ここでは、それぞれの服用方法と効果の違いについて詳しく説明します。
1. フィナステリドの服用方法と効果
【服用方法】
フィナステリドは、1日1回、通常は1mgの錠剤を服用します。食事の有無に関係なく服用可能です。服用のタイミングは特に決まっていませんが、飲み忘れを防ぐ為にも毎日同じ時間に服用することが望ましいでしょう。
また飲み忘れても、翌日に2錠纏めて服用する事はやめましょう。
【効果】
フィナステリドは、5αリダクターゼという酵素を抑制し、これによってテストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を阻害します。DHTは男性型脱毛症の原因となるホルモンであり、フィナステリドはその生成を抑えることにより、脱毛の進行を遅らせる効果があります。
2. デュタステリドの服用方法と効果
【服用方法】
デュタステリドは1日1回の服用が推奨されており、通常は0.5mgの錠剤を服用します。フィナステリドと同様に、食事の影響は受けませんので、服用のタイミングは個人のライフスタイルに合わせて調整できます。
【効果】
デュタステリドは、フィナステリドと同じく5αリダクターゼを抑制しますが、フィナステリドとは異なり、Ⅰ型、Ⅱ型両方の5αリダクターゼを両方とも抑える作用があります。これにより、デュタステリドはフィナステリドよりもDHTの生成をより強力に抑制することができます。そのため、脱毛症に対する効果がフィナステリドよりも強力で、特に進行したAGAの治療に有効とされています。
3. フィナステリドとデュタステリドの主な違い
作用する5αリダクターゼの種類
前述の通り、フィナステリドは、主にⅡ型の5αリダクターゼを抑制します。この酵素は、前立腺や毛根に多く存在し、男性型脱毛症(AGA)の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を生成する役割を担っています。
デュタステリドは、Ⅰ型の5αリダクターゼとⅡ型の5αリダクターゼ両方を抑制します。このため、デュタステリドはフィナステリドよりも強力にDHTの生成を抑えることができます。デュタステリドの方がより広範囲で効果を発揮します。
まとめ
フィナステリドとデュタステリドは、いずれも男性型脱毛症の治療において効果的な薬剤です。フィナステリドは比較的軽度なAGAに対して効果的であり、一方、デュタステリドはその強力なDHT抑制作用から、進行したAGAに対する治療薬として利用されることが多いです。
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記事監修
総院長菅原 俊勝
- 2004年(平成16年)
- 秋田大学医学部医学科卒業
- 2014年(平成16年)
- ユナイテッドクリニック池袋院
- 2021年(令和3年)
- 医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
- 2021年(令和3年)
- 大宮院管理医師、総院長就任