コラムCOLUMN

EDと糖尿病の関係性

2024.12.29

EDとは
陰茎の勃起は、性的興奮や性的刺激を受けることにより、脳が陰茎へ勃起を促すシグナルを発信します。陰茎は、脳からのシグナルを受信すると普段は閉じている血管を開き、陰茎へ血流を流し込み閉じ込めることで膨張し硬くなります。
しかし、陰茎の勃起発現がないことや勃起の維持ができないため、満足に性交が行えない状態のことをED(勃起不全)と言います。
EDには「器質性ED」「心因性ED」「薬剤性ED」の3種類があります。

「器質性ED」とは
加齢や健康状態、事故や性器周辺の手術を行ったことによって引き起こされるED症状です。
「心因性ED」とは
精神疾患、生活環境でのストレスや夫婦関係などの私生活の問題や、トラウマなどが原因で引き起こされるED症状です。
「薬剤性ED」とは
抗鬱剤や睡眠薬を服用されている方、降圧剤や高脂血症治療薬などを長期間服用している方など普段常用している薬の副作用が原因で引き起こされるED症状です。

糖尿病とは
血液内のグルコース濃度が一定の基準を超えている状態です。
日本国内の5人に1人以上が糖尿病患者かその予備軍と言われており、血液中の糖分の濃度が高すぎる状態が続く病気です。糖尿病の原因は、血中内のグルコースの調整を行うインスリンの作用が十分に作用されず、血糖値が高くなる為です。糖尿病には1型と2型があり、1型糖尿病はインスリンを生成する働きのある膵臓の細胞が何らかの原因で破壊され、インスリンが生成できなくなる症状です。2型糖尿病は遺伝的なインスリン分泌能の低下に加え生活習慣の悪化など環境的素因を伴うことでインスリン抵抗性が加わり、インスリンの不足に陥った症状です。
血糖値の高い状態が継続すると、合併症を併発する可能性が高くなります。長期にわたる高濃度のグルコースは、血管内皮のタンパ質と結合して体中の微小血管が徐々に破壊されていきます。高血糖症のほかに併発して「糖尿病性神経障害」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」などに繋がります。
初期症状には痛みがないため、自覚症状が無く軽く見てしまうことが多いですが、重症化した場合は失明や肝機能障害・手先や足先の体組織の腐敗など重大な合併症を引き起こす病気です。他にも全身に動脈硬化が現れるのも糖尿病の方に多くみられます。
また、糖尿病が原因でEDになる場合があります。

糖尿病とEDの関係性
精神的にも肉体的にも健康でなければ十分に勃起してくれません。
糖尿病により、陰茎へ繋がる血管が開きづらくなり血液が陰茎へ流れにくくなります。動脈硬化は糖尿病の典型的な症状であり、陰茎内の海綿体は体内でも特に細い血管なので血流が低下しやすく勃起の妨げになります。また、糖尿病性神経障害が起こると勃起を促すシグナルが陰茎へ伝わる事が困難になります。
そして糖尿病のある方は鬱になりやすい傾向があります。鬱病から心因性ED 抗鬱剤から薬剤性EDにつながるリスクもあります。身体の健康だけでなく心の健康を大切にする必要があります。

糖尿病へのED治療方法
糖尿病が原因で発症するEDにはED治療薬のレビトラ(バルデナフィル)が有効です。
特にレビトラ20mgは、10mgよりも高い有効性が期待できます。

レビトラとは
レビトラは、服用後15分~30分ほどで効果が現れ、即効性に優れたED治療薬です。効果の強さは、バイアグラと同じくらいの勃起力を促します。容量は10㎎錠、20㎎錠があります。持続時間は、20mgの場合5~8時間ほど効果が持続します。

ギガクリニックは、多くの患者様へのED治療薬の処方実績があります。
EDでお悩みの方は、是非ギガクリニックへご相談下さい。

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記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任