コラムCOLUMN

早漏についての理解と対処法

2025.08.16

そもそも早漏とはなにか

早漏(そうろう)は、多くの男性が密かに抱える普遍的な悩みで、「早発射精」とも呼ばれます。性行為(セックス) において射精をコントロールできず、パートナーが満足する前に射精に至ってしまう状態を指します。この悩みは決して珍しいものではなく、日本の20歳以上の男性を対象とした調査では、約23.4%(約910万人)がこの悩みを抱えていると回答しており、実に成人男性のおよそ4人に1人が経験する可能性があると言えるでしょう。ギガクリニックのある院では全25000人以上の患者の中で早漏に悩んでいるのは約1000人、EDと早漏が併発している方は約4000人に及びます。そのため、ご自身が思っている以上に同じような悩みを抱えている人は周りにもたくさんいるのです。なかなか他人には言いづらいと感じる方も多いですが、早漏を解消するためには一人で我慢する必要はありません。では、早漏になった場合はどのように克服すれば良いのでしょうか?また、そもそも一体なぜ早漏になってしまうのでしょうか?早漏の原因は多岐にわたりますが、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると考えられています。


国際性機能学会(ISSM)のガイドラインでは、早漏を「挿入前、または挿入後平均1分以内に射精してしまう」状態を基準とし、射精障害の一種として分類しています。しかし、この時間的な定義だけでなく、本人が射精をコントロールできていないと感じているか、そしてその状態に精神的な苦痛を感じているかどうかも重要な判断基準となります。多くの男性は、パートナーとの関係性に影響を及ぼすのではないかという不安から、一人で悩みを抱え込みがちです。しかし、早漏は適切な知識と対処法によって十分に解決できる可能性があり、決して治らない疾患ではありません。現在悩んでいる方は早漏の治し方について、そしてまだの方も早漏を予防するための対策について一緒に考えてみましょう。

早漏になる原因

早漏の根本原因は多岐にわたり、一つに特定することは困難です。なぜ早漏になってしまう方が多いのか、それぞれの原因を理解することで、より効果的な改善策が見つけやすくなります。

【生物学的要因】

神経系やホルモンバランスの異常が、早漏の原因となることがあります。特にセロトニンという神経伝達物質が射精の制御に深く関与しており、そのバランスの乱れが早漏を引き起こす可能性があります。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神の安定にも影響を与える物質です。このセロトニンの分泌量が少なかったり、機能が不十分だったりすると、脳が射精を抑制する信号を十分に送れなくなり、わずかな刺激で射精に至ってしまうことがあるのです。

【過敏性早漏】

陰茎や亀頭の神経が過敏なため、わずかな刺激で射精してしまうタイプです。このタイプの早漏は、生まれつきの体質である場合や、仮性包茎によって常に亀頭が保護され、外部の刺激に慣れていないために起こりやすいと言われています。若年層に多く見られる傾向がありますが、適切な対策を講じることで改善が期待できます。

【心因性早漏】

性行為(セックス)への不安やプレッシャー、仕事や人間関係のストレスといった精神的な要因が原因で、交感神経が活発になり、射精が早まってしまうタイプです。性交経験が少ない場合や過去に早漏を経験し、パートナーと上手くいかず失敗してしまったことがある場合に多く見られます。

【衰弱性早漏】

加齢による筋力低下や、疲労、睡眠不足、過度の飲酒などの身体的な要因が関係しています。射精をコントロールする筋肉が衰えることで、射精しやすい状態になります。特に40代以降の年齢を重ねた頃に多く見られる傾向があります。

【行動学的要因】

性的経験の少なさや、過去に早く射精した経験がトラウマとなって、早漏を悪化させることがあります。例えば、自慰行為を短時間で終える習慣があったり、性行為の際に「早く終わらせなければいけない」という焦りを感じたりすることも、早漏の原因となり得ます。これは、体が特定のパターンを学習してしまっている状態です。自分のペースで性行為を楽しむ練習を重ねることで、このパターンをリセットできる可能性があります。

早漏への対処法

早漏は、一人で悩むのではなく、パートナーと協力して取り組むことで、高い改善効果が期待できます。早漏の治し方についてさらに考えてみましょう。ここでは、自宅でもできる具体的な改善策と、その実践方法を詳しく解説していきます。

1. パートナーと協力して行う改善策

【ステップ①:コミュニケーション】

まず、パートナーに正直に悩みを打ち明けることが重要です。多くの男性は「早漏を話せば幻滅されるのでは」と恐れますが、女性は意外と寛容である場合があります。あるアンケート調査では、女性の77%が「遅漏よりも早漏の方がマシ」と回答しています。これは、パートナーの興奮が伝わることや、コミュニケーション次第で改善できる可能性を感じているためです。
実践のコツ: 「実は、うまくコントロールできなくて悩んでいるんだ」「一緒に楽しめるように、二人で何かできることを探したいんだけど、どうかな?」 といったように、パートナーの満足を第一に考えていることを伝えれば、協力を得やすくなります。

【ステップ②:環境と体位の工夫】

精神的な緊張は早漏の大きな原因です。まずは心身ともにリラックスできる環境を整えましょう。
環境: 間接照明にしたり、アロマを焚いたりするなど、ムードのある空間を演出することで、プレッシャーを感じにくくなります。
体位: 男性が激しく動きにくい体位を選びましょう。例えば、対面座位や背面側位は、男性側の動きが制限されるため、刺激を軽減できます。また、女性が主導権を握る騎乗位も有効です。

【ステップ③:厚手のコンドームの活用】

過敏性早漏の場合、物理的な刺激を減らすことが効果的です。
具体的な方法: 通常よりも厚手のコンドームや、麻酔成分が含まれた「早漏用」のコンドームを使用します。これにより、陰茎の神経に伝わる刺激が和らぎ、射精までの時間を延ばすことができます。
「以前はいつも『またすぐ終わるかも』と焦っていましたが、彼女に悩みを打ち明けたら、笑って『全然気にしなくていいよ』と言ってくれました」といった感想や、「一緒にリラックスできる体位を試したり、厚めのコンドームを使ってみたりしたら、不思議と気持ちに余裕が生まれて、持続時間も少しずつ伸びてきた」といった体験談もあります。一番大事なことは、一人で早漏の悩みを抱え込まないことです。

2. 自主的なトレーニングと意識改革

パートナーとの協力だけでなく、日々のトレーニングによって射精のコントロール能力を高めることも重要です。

【トレーニング法①:ストップ&スタート法とスクイーズ法】

これは、射精の衝動を意識的に抑えるためのトレーニングです。

ストップ&スタート法(セマンズ法)

  1. 性行為中、射精しそうになったらすぐに動きを止めます。
  2. 射精の衝動が収まるまで、5〜10秒ほど完全に静止します。
  3. 再び動き始めます。
  4. これを3〜4回繰り返してから射精します。

スクイーズ法

  1. 自慰行為中や性行為中に、射精しそうになったら動きを止めます。
  2. パートナーに、亀頭の付け根部分を指でギュッとつまんでもらいます。
  3. この圧迫によって射精の衝動を抑えます。
  4. 10秒ほど圧迫を続け、衝動が収まったら再開します。
    実践のコツ: このトレーニングは、射精直前の「もうダメだ!」という感覚をコントロールする練習です。最初は戸惑うかもしれませんが、これを繰り返すことで脳が射精のタイミングを学習し、徐々に自分の意思でコントロールできるようになります。
【トレーニング法②:骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)】

衰弱性早漏の改善に特に効果的なのが、骨盤底筋を鍛えるトレーニングです。

  1. 排尿を途中で止めるような感覚で、肛門と尿道をギュッと締めます。
  2. そのまま5〜10秒キープします。
  3. ゆっくりと力を緩めます。
  4. これを10回ほど繰り返します。
    実践のコツ: お腹やお尻に力が入らないように注意しましょう。このトレーニングは、座っている時や電車の中など、どこでも簡単に行うことが可能なため実践しやすいです。空いているときや気づいたときにトレーニングをしてみると、習慣化されてより効果を実感しやすくなるでしょう。

3. 専門的な治療:医学的なアプローチで根本解決を目指す

上記の自主的な改善策を試しても効果が見られない場合や、より根本的な治療を望む場合は、専門の医療機関での治療も有効な選択肢です。泌尿器科やメンズクリニックでは、医師と相談ができるため、ご自身の早漏のタイプや原因に合わせた専門的な治療が受けられます。
① 薬物療法
【早漏治療薬】
早漏治療薬として効果があるのが、ダポキセチン(プリリジー)です。ダポキセチン(プリリジー)は、早漏治療のために開発された唯一の専門治療薬です。日本では、2012年から早漏治療専門クリニックでダポキセチンの処方ができるようになりました。性行為の際に服用するだけで、挿入から、射精に至るまでが約4倍に延長され、かつパートナーの満足度が2倍に上昇すると言われています。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種で、性行為の前に服用することで、脳内のセロトニンの濃度を高め、脳の興奮を抑制します。これにより、射精反射が遅延し、射精するまでの時間を延長する効果が期待できます。

【特徴】 依存性がなく、効果は服用後1~2時間で現れ、短時間で体外に排出されるため、必要に応じて服用できるのが大きな利点です。

内服薬以外にもリドスプレー という早漏防止スプレーも存在します。リドスプレーは局所麻酔薬であるリドカインを含有したスプレーです。リドカインは局所麻酔薬で世界で広く使われている医薬品です。局所麻酔薬を陰茎に塗布することをご心配される方もいらっしゃいますが、尿道カテーテル挿入時等にも使用されている医薬品なのでご安心して使用ください。リドカインによる局所麻酔作用により感度を低下させ射精時間を改善させます。

【ED治療薬】
ED(勃起不全)治療薬が早漏に効果を示すこともあります。

【作用機序】 ED治療薬は、陰茎への血流を改善し、勃起の硬度を保つ効果があります。勃起が硬くなると、陰茎の感覚が鈍くなり、外部からの刺激に強くなるため、結果的に射精までの時間が延長する効果が期待できます。

【特徴】早漏の原因がED(勃起不全)による自信の喪失や不安である場合、ED治療薬の服用によって勃起時の陰茎の硬さが安定することで性交時の精神的なプレッシャーが軽減され、心因性早漏の改善にもつながります。EDの治療をする際に使われる薬には種類があり、「バイアグラ(シルデナフィル)」「レビトラ(バルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」 などがあります。それぞれ効き目が現れるまでの時間、効果の持続期間、勃起時の陰茎の硬さの出方などが異なるため、ライフスタイルやご自身の希望に合わせて選ぶと良いでしょう。ED治療薬や早漏治療薬には依存性はありませんので、薬をやめられなくなったり薬がないと性行為ができなくなったりということはありませんので、ご安心ください。
② カウンセリングとその他の治療法 カウンセリング

早漏治療には薬物療法だけでなく、心理的な側面からアプローチすることも重要です。
カウンセリング: カウンセリングでは、心理カウンセラーや医師との対話を通じて、早漏の原因となっている不安やストレスを特定し、その対処法を具体的に学んでいきます。パートナーと一緒に行うカップルセラピーも効果的です。


【不安やストレスの特定と理解】 まず、カウンセリングの初期段階では、早漏がいつ頃から、どのような状況で起こり始めたのか、日常生活や性生活においてどのような心理的負担を感じているのかを詳しく話し合いを行います。例えば、過去の性的な経験、パートナーとの関係性、仕事や人間関係におけるストレスなど、潜在的な要因を掘り下げていきます。これにより、自分自身も早漏が単なる身体的な問題だけでなく、心理的な側面も深く関わっていることを理解する助けとなります。

【認知行動療法に基づくアプローチ】カウンセリングでは、しばしば「認知行動療法(CBT)」のアプローチが用いられます。これは、早漏に対するネガティブな思考パターンや、性行為に対する誤った認識を修正していく治療法です。例えば、「自分はすぐに射精してしまうだろう」といった勝手な予期不安が早漏を引き起こしている場合、その思考に疑問を投げかけ、より現実的で建設的な考え方ができるように練習をします。

【リラクゼーション技法とストレス管理】不安やストレスが早漏の引き金となっている場合、カウンセリングの中でリラクゼーション技法(深呼吸、漸進的筋弛緩法、マインドフルネス瞑想など)を学ぶこともあります。これらの技法を習得することで、性行為における緊張を和らげ、リラックスした状態で臨むことができるようになります。また、日常生活におけるストレスマネジメントの方法についてもアドバイスが得られ、心身のバランスを整える手助けとなります。

【コミュニケーションスキルの向上】パートナーとの性生活において、早漏が原因でコミュニケーションが不足したり、関係がぎくしゃくしたりすることもあります。カウンセリングを通じて、パートナーとのオープンな対話の重要性や、自身の感情や欲求を適切に伝えるためのコミュニケーションスキルを向上させることも目指します。これにより、互いの理解を深め、より満足のいく性生活を築くことが可能になります。

【カップルセラピーの効果】特に、早漏の悩みがパートナーシップに影響を与えている場合、パートナーと一緒に行うカップルセラピーは非常に効果的です。
カップルセラピーでは、早漏の問題が男性だけの問題ではなく、二人の関係性全体に影響を及ぼしているという共通理解を深めることができます。パートナーもカウンセリングに参加することで、早漏の原因や治療プロセスについて正しく理解し、サポートする側の心構えができます。
性的な問題について、カップル間で直接話し合うのは難しいと感じることもあるかもしれません。セラピストが間に入ることで、感情的にならずに冷静かつオープンに話し合うことができます。これにより、互いの気持ちや期待、性的なニーズについて率直に意見交換ができ、誤解を解消し、より深い絆を築くことができるかもしれません。
男性が早漏である場合、性行為に対して過度なプレッシャーを感じることも少なくありません。カップルセラピーを通じて、パフォーマンスへの固執から解放され、性行為を互いの親密さを育む機会として捉え直すことができます。パートナーからの理解と協力が得られることで、男性は安心して性行為に臨むことができ、結果的に早漏の改善にも繋がります。
カップルセラピーは、早漏という問題に対して、二人で協力して取り組む姿勢を育みます。具体的な性行為における工夫や、性的な満足度を高めるためのアプローチを共に検討し、実践していくことで、より良い結果に繋がりやすくなります。

外科的治療

早漏の治療法として、薬物療法や行動療法が第一選択とされるのが一般的ですが、一部のクリニックでは外科手術が選択肢として提示されることがあります。しかし、外科手術、特に神経遮断手術に関しては、その効果や安全性、そして倫理的な側面について依然として議論の余地があり、慎重な検討が求められます。早漏の原因の一つに、亀頭の過敏性が挙げられることがありますが、この過敏性が原因であると判断された場合、理論的にはその過敏性を抑えることで射精までの時間を延長できると考えられます。この考え方に基づき、一部のクリニックで行われるのが神経遮断手術です。
神経遮断手術は、亀頭の感覚を司る神経の一部を切断したり、高周波熱凝固などによって破壊したりすることで、過敏性を抑制し射精までの時間を延長することを目的としています。具体的には、陰茎背神経の一部を選択的に切断する「陰茎背神経切断術」などが挙げられます。これにより、性的な刺激に対する感受性を鈍らせ、射精閾値を上昇させることができる可能性があります。
手術は局所麻酔下で行われることが多く、比較的短時間で終了するとされていますが、状況や症状によって変わります。切開部位や術式はクリニックによって異なりますが、一般的には陰茎の根元付近を切開し、目的の神経にアプローチします。

しかし、先程も述べたとおり、早漏に対する神経遮断手術は、効果の不確実性や不可逆的なリスクから、大きな議論の対象となっています。
早漏の原因は心理的な要因も大きく、亀頭の過敏性のみが原因とは断定できません。そのため、神経を切断しても必ずしも早漏が改善されるとは限らず、効果を実感できないケースも報告されています。手術効果の持続性についても、長期的なデータが不足しているのが現状です。
また、一度切断した神経は元に戻せないため、術後に予期せぬ感覚の変化や勃起不全(ED)などの性機能への影響、そして日常生活に支障をきたすような永続的な感覚鈍麻、痺れ、慢性的な疼痛、さらには精神的負担が増大する可能性があります。他の手術と同様に、感染症や出血のリスクも伴います。加えて、手術には保険が適用されないことが多く、コストも大きな負担となります。
そして最も重要な点は、この手術の有効性と安全性を裏付ける科学的根拠が不足していることです。多くの研究は小規模なものであったり、追跡期間が短いものであるため、エビデンスとしての根拠が不十分であるとされています。そのため、世界的な性機能学会(例:国際性機能学会ISSM)のガイドラインにおいても、神経遮断手術は標準的な治療法としては推奨されていません。

よって、早漏治療においては手術療法のリスクや不確実性を考慮すると、薬物療法や行動療法を最優先に進めることが望ましいでしょう。これらの治療法は身体的・精神的な負担が少なく、高い安全性と可逆性を備えているため、安心して治療を始められます。

例えば、薬物療法や行動療法は身体にメスを入れる必要がないため、手術に伴う痛みや感染リスク、術後の回復期間を心配する必要がありません。日常生活への影響も最小限に抑えられるので、仕事やプライベートと両立しながら治療を続けられます。また、外科手術が不可逆的な変化をもたらすのに対し、薬物療法は効果が不十分であったり副作用が生じたりした際に服用を中止でき、行動療法も個人のペースに合わせて治療方針をいつでも修正したり中断したりできるため、万が一の結果に満足できなくても元に戻すことができる場合があります。

さらに、これらの治療法は有効性が確立されており、幅広い選択肢から最適なものを選べます。早漏治療薬であるダポキセチンは多くの臨床試験で有効性が証明され、早漏を治療することができる薬として承認されています。ストップ&スタート法(セマンズ法)やスクイーズ法といった行動療法も、継続することで自身の体をコントロールする感覚を身につけ、持続的な効果が期待できます。

加えて、早漏は不安やストレスといった心理的要因が深く関わっていることが多いため、薬物療法と併用される行動療法やカウンセリングは、これらの問題の根本的な解決につながります。治療を通じて、自分の体への理解を深めて自信を取り戻すことで、パートナーとの関係改善にもつながり、性生活全体をより豊かにすることを目指せるのも大きな利点です。

早漏は、多くの男性が抱える共通の悩みであり、決して恥ずかしいことではありません。原因は、刺激に敏感な「過敏性」、精神的なストレスや不安による「心因性」、筋力低下や体調不良による「衰弱性」、その他にも「生物学的要因」や「行動学的要因」などさまざまです。
まずはパートナーと一緒に、リラックスできる環境づくり、体位の工夫、早漏用のコンドームの活用など、身近なところから改善策を試してみましょう。トレーニングを継続することも、射精のコントロール能力の向上につながります。
それ以外にも、ED治療薬や早漏防止薬といった専門的な治療薬の服用を検討するのも有効な手段です。実際に薬を使用して自信を取り戻した方もたくさんおり、医師の処方の元、用法用量を守って服用すれば安全に利用できます。薬のネット通販(個人輸入代行)サイトなども存在しますが、大変危険です。そのようなサイトで購入する薬の多くに偽物が混入しており問題になっています。製薬会社の調査結果では約60%の薬が偽造品だったそうです。薬の効果がないだけではなく、健康被害のおそれもあります。 インターネットでの口コミや感想なども多く存在しますが、体験談をブログにした記事など一般の方の感想をうのみにせず、必ず医師へ相談を行ってからお薬を服用することをおすすめいたします。

ギガクリニックでは早漏治療薬のダポキセチンやED治療薬の取り扱いもあり、早漏で悩む多くの患者さんの診察を行ってきました。
早漏はパートナーと二人で向き合い、前向きに取り組むことで改善できる可能性が高い疾患です。
悩みを一人で抱え込まず、パートナーと一緒に話し合い、協力し合って考えることでより満足のいく関係性を築くことができるでしょう。

早漏治療の飲み薬「ダポキセチン(プリリジー)」について

早漏対策の局部麻酔薬「リドスプレー」について

早漏にはマキロンが効くって本当?

コーヒーが早漏に効果的って本当?

【出典】

Efficacy of Dapoxetine in the Treatment of Premature Ejaculation

性機能不全 : 早漏の夫婦治療について(性障害)

25年ぶりの全国調査で日本人男性の性機能が明らかに「約1,400万人が勃起障害(ED)」「セックスの回数1年に1回程度以下が45.7%」「早漏で悩んでいる人は約910万人」 一般社団法人日本性機能学会

An evidence-based definition of lifelong premature ejaculation: report of the International Society for Sexual Medicine Ad Hoc Committee for the Definition of Premature Ejaculation


European Association of Urology Guidelines on Sexual and Reproductive Health-2021 Update: Male Sexual Dysfunction(欧州泌尿器科学会ガイドライン-性と生殖の健康-2021年最新版:男性の性機能障害)

早漏は世界の2割の男性を悩ませる「疾患」 | ドクターズアイ 小堀善友(泌尿器) | Medical Tribune

ギガクリニック各院のご紹介

札幌院
クリニック紹介
アクセス
仙台院
クリニック紹介
アクセス
新宿南口院
クリニック紹介
アクセス
池袋院
クリニック紹介
アクセス
上野院
クリニック紹介
アクセス
新橋院
クリニック紹介
アクセス
東京院
クリニック紹介
アクセス
横浜院
クリニック紹介
アクセス
大宮院
クリニック紹介
アクセス
名古屋院
クリニック紹介
アクセス
栄院
クリニック紹介
アクセス
UN金沢院
クリニック紹介
アクセス
梅田院
クリニック紹介
アクセス
なんば院
クリニック紹介
アクセス
天王寺院
クリニック紹介
アクセス
京都院
クリニック紹介
アクセス
岡山院
クリニック紹介
アクセス
広島院
クリニック紹介
アクセス
博多院
クリニック紹介
アクセス

記事監修

ギガクリニック総院長 菅原 俊勝

総院長菅原 俊勝

2004年(平成16年)
秋田大学医学部医学科卒業
2014年(平成16年)
ユナイテッドクリニック池袋院
2021年(令和3年)
医療法人社団 淳康会 高森会 理事就任
2021年(令和3年)
大宮院管理医師、総院長就任